恋愛の神様DX|禁断の秘術師　LUA

幸運を運ぶ木星が5月17日に牡羊座から牡牛座へ移動しました。
実りをもたらす木星の力を牡牛座で存分に生かして、幸せや充実感を実感していきたいところです。
牡牛座は、肉体があるからこそ分かる喜びと快適さに敏感な星座です。
それらを存分に味わえるよう、全身の感覚を研ぎ澄ませていきましょう。

今回は、感覚を研ぎ澄まして幸運力を高めるペンタクルの秘術をご紹介します。

≪ペンタクルの司る物質≫
ペンタクルは、西洋の四大元素「火・地・風・水」の「地」を司り、「物質」を表します。
金品などのリアルな物はもちろんですが、人間の体もそれに含まれており、肉体を通じて得られる感覚的なものも、ペンタクルが意味する「物質」の中に入ります。
目があるから存在する視覚、耳があるからの聴覚、鼻からの嗅覚、舌の味覚、体で体感する触覚といった五感もペンタクルが表すものの一つなのです。

さらに言えば、のどの渇きや寒さ暑さ、空腹感と満腹感などの感覚も含まれます。
快不快を察する感覚は、物質的な要素に左右されるということです。

≪牡牛座の木星≫
牡牛座にはグルメファンが多く、着心地のいいストレッチ素材の服を好む人も多いのですが、それも五感を司る牡牛座らしさの表れと言えます。
こうした快適さや心地よさに対する牡牛座の感覚的なセンスに、木星が輝きを添える時期です。

星の力を借りることで、感覚を研ぎ澄ませていければ、幸せや充実に対するセンサーを強めることができます。
喜びに気づきやすくなることで、ハッピーな気持ちで過ごす時間が増え、気づいたら幸福を感じているでしょう。

≪幸運力を高めるペンタクルの秘術≫
この秘術はいつ行っても構いませんが、効果的なのは「お疲れ様でした」という一段落の後のタイミングです。
運動や作業で体を動かし汗をかいた後や、何かを終わらせた時など、自分に「お疲れさま」と言いたくなる時がオススメです。

①まず、好きなサイズに切り抜いた円形の紙に、大きく星形を書き入れて、図のようなペンタクルを用意しておきます。

②Ⅰ～Ⅴのエクササイズを行います。
1日ですべてを行うのも、日にちを分けて行うのもOKです。
できるタイミングに、可能なものから行ってください。

エクササイズⅠ　見て楽しむ
お気に入りのカップを一つ選びましょう。
そして、陶器、磁器、ガラス、木製などの質感の違いを見ながら、そのカップのデッサンをしてみましょう。
デッサンが上手か下手かは気にしないこと！　こんなに違って見えるんだ、本当に別物なのだということが実感できればＯＫです。

エクササイズⅡ音を楽しむ
静かな部屋で、黙って静かに過ごしてみましょう。
エアコンや換気扇の音、時計の秒針音などが聞こえてくるかもしれません。
ゆっくりと息を吸い、ゆっくりと吐き切れば、自分の呼吸音や心臓の音も聞こえてくるようになるでしょう。
自然音に耳を澄ませることがポイントです。

エクササイズⅢ香りを楽しむ
アロマやお香を焚いたり、好きな香りの石けんやシャンプー、入浴剤を使うなどして、香りの違いを楽しみます。
雨が降る前や雨上がりの屋外で、自然の香りの変化を感じるのもオススメです。
エクササイズⅣ味を楽しむ
異なる種類のミネラルウォーターを飲み比べましょう。
硬水と軟水なら、その違いも分かりやすいはずです。
お水にもそれぞれ味があります。
その違いを楽しんでみましょう。

エクササイズⅤ手触りを楽しむ
紙なら画用紙とメモ用紙、布ならガーゼとナイロンなど、手触りに違いのあるものに触れて、心地いと感じるものを探しましょう。
固形物なら、鉄と木と石などで比べるのもありです。

これらを1つ行うごとに、ペンタクルの星の三角部分を、1カ所ずつ塗りつぶします。

③ここまでをクリアしたら、天気のいい日に森林浴をして、五感のすべてを自然の中で解放します。
木々や風を全身で感じ、五感を研ぎ澄ませながら心地よさを味わったら、最後にペンタクルのセンターの五角形を塗りつぶし、星を完成させます。

完成したペンタクルはお守りとして持ち歩いても良いでしょう。
処分して、また新しいものを作り、この秘術を繰り返しながら、感覚を研ぎ澄ませ続けるのもありです。

何の変哲もないいつもの場所で感覚を働かせることができれば、小さな異変にも気づくようになります。
心地よいものに近づいて、危険から遠のくようになれるでしょう。
そうすることで、自分に必要なものを探し、それを手にしていけるようになり、いつの間にかハッピーになれているでしょう！