2017年の「いま乗りたい」旬な、おすすめSUVを5台紹介

塚田 勝弘
塚田 勝弘

「いま乗りたい」旬なSUV5台

新型アウディQ2

オーダーを受け付けているアウディQ2はブランニューモデルで、発売は2017年6月中旬の予定となっている。299万円~という戦略的な価格設定は、輸入車だけでなく国産SUVもターゲットに据えた設定といえるだろう。


国産車、輸入車を問わずSUVブームがわき起こっている。メーカー側からすると、ベースとなるハッチバックやワゴンなどに加えて、付加価値の高いSUVに仕立てることで高い利益率を確保できるという事情があり、選ぶユーザー側からすると、ハッチバックなどよりも1クラス上に見える車格感、つまりより立派に映るのが魅力なのだろう。

ほかにも、シート座面の位置が高いことで乗降しやすくなり、天地方向にボディが伸びることで頭上空間が広がり、アップライトな乗車姿勢によりパッケージングの面でも有利になる傾向にある。また、ラゲッジも天地方向にゆとりが出るだけ容量が大きくなり、荷室の床下にもサブトランクを設けやすくなる。

逆に、デメリットとしては重量増により、燃費や走行性能(パワーやハンドリングなど)の悪化などが懸念される。乗り心地に関しては一概に言えないが、一般的には重い方が有利になる。

ここでは、SUVが気になっているという方に、2017年5月時点で買えるSUVの中で「いま乗りたい」旬といえるSUVを5台ご紹介したい。


都市派からアウトドア派まで使いやすいSUBARU XV

新型SUBARU XV

新型SUBARU XVは全長4465×全幅1800×全高1550mm。先代よりも15mm長く、20mm拡幅された。最小回転半径は先代から0.1m大きくなっている。価格帯は213万8400円~267万6400円


最新世代のプラットフォームである「SUBARU GLOBAL PLATFORM」を採用した3代目SUBARU XVは、最低地上高は先代と同じ200mmながら「X-MODE」の搭載により悪路走破性を大幅に引き上げたのが最大の魅力だ。

「ヒルディセントコントロール」も付くため、凍結した下り斜面などでもペダル操作がなくても一定速度でクリアできるほか、悪路での走行安定性を高めている。難しい操作は不要で、スイッチひとつで同制御の恩恵が得られるのもうれしいところ。

それでいながらオプション設定のルーフレールを選択しなければ、1550mm制限のある一般的な機械式立体駐車場にも入庫可能なので、都市部を中心としたユーザーにも使いやすいサイズに収まっている。さらに、おそらくSUBARUがもっと欲しいはずの女性ユーザーにも受けそうな専用ボディカラーも用意している。


2017年4月の新車販売でトップに立ったトヨタC-HR

トヨタC-HR

トヨタC-HRは、全長4360×全幅1795×全高1550mm。価格帯は251万6400円~290万5200円


そのSUBARU XVよりも全長が105mm短いものの、全幅はほぼ同じで、全高も1550mmを死守したトヨタC-HRは、2017年4月の新車販売でついにトップの座に立った。

クーペとSUVのクロスオーバーSUVであるC-HRは、デザインコンシャスといえる存在だが、後席の広さなども大きな不満はなく、ファミリーでも使える実用性が担保されているのはいかにもそつのないトヨタらしい。

外観から想像できるように、後方視界はある程度割り切りが感じられるが(トヨタの社内基準は当然クリアされている)、狙い所だった目を引くスタイリングや内装の質感などはさすがトヨタと感心させられる。同じ「TNGA」を使うプリウスと比べると、軽快感は薄れる印象もあるが、スポーティな走りだけでなく、乗り心地の良さも美点だ。


全方位「深化」した新型マツダCX-5

新型マツダCX-5

マツダCX-5は、全長4545×全幅1840×全高1690mm。駐車場や道路事情が許せばファミリーでもゆったり座れて積めるサイズが魅力。価格は246万2400円~352万6200円


新型にスイッチしたマツダCX-5は、先に紹介したSUBARU XV、トヨタC-HRよりもひと回り大きく、日本ではミドルサイズといえる大きさだ。

洗練されたデザインだけでなく、乗り心地や静粛性など、国産SUVを代表する上質なSUVに仕上がっていてボディサイズに制約がなく、350万円くらいの予算がかけられるのであれば、いま一番オススメできる存在。

代名詞のディーゼルはもちろん、ガソリンの出来も秀逸で、街中中心の使い方からロングドライブ、そして4WDを選べば雪道まで安心して任せられる万能型SUVといえるだろう。


モデル末期でも売れ続けているホンダ・ヴェゼル

ホンダ・ヴェゼル

4.3m前後の全長に加えて、全幅も1.7mと扱いやすいサイズに収まっているのがホンダ・ヴェゼルの魅力で、室内も広く感じられる。価格帯は192万2400円~288万6000円


旬という意味では古くなってしまうが、2014年から2016年までSUVナンバー1の座を確保してきたホンダ・ヴェゼルもやはり外せない存在。何よりいいのは、4300mm前後のショートボディでありながら広さを実感できるキャビンで、とくに後席の広々感は大きな魅力だ。

全幅もライバルであるSUBARU XVやトヨタC-HRよりも少し狭く、駐車場や道路事情からヴェゼルくらいが限度というニーズにも応えてくれる。ただし、全高は1600mmを超えるので1550mm以下の立体駐車場には入庫できない。

もっと小さなサイズでは、日産ジュークやマツダCX-3もあるが、こちらだと後席や荷室が狭くなってしまう。少し高めの全高以外、「ちょうどいい」というサイズ感なのも人気の理由だろう。


300万円を切ったアウディQ2は国産とも競合か!?

新型アウディQ2

アウディQ2は、全長4205×全幅1795×全高1520~1530mmで、日本の都市部でも扱いやすいサイズ。現時点ではFFのみ。価格帯は299万円~405万円


日本勢だけでなく輸入車にも旬なSUVが多くなってきた。ブランニューモデルとなるアウディQ2は、日本の狭い道路事情に配慮したボディサイズに加えて、アウディという高級ブランドのイメージからすると「お安い?」299万円~というエントリー価格を設定してきたのだ。

30代の若いデザイナーによる内・外装デザインは、従来のアウディ車よりも遊び心があり、また、細部に至るまで隙のない作り込みはアウディに期待するクオリティが存分に確保されている印象。

やや固めの乗り心地ではあるが、高速巡航も余裕でこなす走りも長所で、コンパクトSUVでありながらロングドライブも苦にならないはず。

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