“終活ギャップ”は大丈夫?親の「終活」に関する調査

加藤 昌男
All About「生活トレンド研究所」は、親の“終活”に関するアンケート調査を実施しました。30~50代の、両親及び父親か母親のどちらかがご存命中である方900名から有効回答を得ました。この調査から気付いたことをまとめました。
 

終活とは

「終活」とは、「人生の終わりのための活動」の略であり、人間が人生の最期を迎えるにあたってするべきことを総括したことを意味する言葉。主な事柄としては生前のうちに自身のための葬儀や墓などの準備、残された者が自身の財産の相続を円滑に進められるための計画を立てておくことが挙げられます。
 

終活 50代女性の認知度は42.7%

終活の認知度は?


終活の認知度は?

今回、終活の対象となる人の子世代(30~50代)を対象に、親の“終活”についてAll About「生活トレンド研究所」が調査を行ったところ、「終活」自体の認知度(=意味まで知っている)は全体で32.2%でした。中でも特に高かったのは50代女性で42.7%でした。その50代女性においては、「詳細は分からないが言葉は知っている」まで含めると84%にもなります。終活が、子の世代にも認知度が高まっているの が調査結果からよく分かります。

 

50代女性の認知度は?


50代女性の認知度は?



 

遺言を書いているのを知っている人の割合は?

遺言を書いているのを知っている人の割合は?


遺言を書いているのを知っている人の割合は?

遺言を書いている人は1割弱と言われています。今回の調査結果でも「親が遺言書を用意していることを知っている」人が1割弱でしたので、書いている人は、子に伝えていることが分かります。

 
>>次のページでは、子どもの本音? 遺言を書いて欲しい人の割合について見てみましょう!

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