2017年、家を買うならもう少し待つべき?その理由は

あるじゃん 編集部

現在は割高?マンションは、価格変動が起こりやすいので注意

家を買いたい人はどうする?

家を買いたい人はどうする?

人気FPの藤川太さんが、今後をズバリ予測します。投資でお金を増やすために今すぐやるべきこと、住宅の購入タイミング、40代以降の家計引き締め術など、4回にわたり、紹介します。(第3回インタビュー『2017年に貯蓄を増やしたい人が、今やるべきことは?』はコチラ)

――家を買うタイミングとしては、今の時期はどうなんでしょうか?

藤川太さん 住宅マーケットは今、割高だと私は思っています。戸建物件のなかには割安なものもありますが、首都圏のマンションはやはりまだ高い感じがしますね。マンションは、価格変動が大きいのでタイミング次第で購入金額が大きく変わってきます。やはり不動産も、経済クラッシュで価格が下落したタイミングで買うのが一番割安なのは間違いありません。私自身、不動産に関しては2013年に買って以来、手を出していないんです。むしろどんどん売っています。

仮に、高値で買ってしまった場合、途中でローンが払えなくなったり、事情ができて売らざるを得ない時がやっかいです。今後10年で空き家がどんどん増えていくという状況を考えると、特に急いでいないなら、もう少し状況を見守ったほうがよいと考えます。経済状況がどうなるかわからない今、住宅購入という大きなリスクをとらないほうがよいと思いますね。

すでに家を購入した人は、“早めに繰り上げ返済をしてしまおう”と頑張っている方も多いかと思います。しかし、“投資でお金を増やしたい”と思っているなら、今は近い将来に来るであろう経済クラッシュという投資のチャンスに備えて、動かせるお金を手元に持っておくことを優先的に考える方がいいと思いますね。

老後資金を貯めたいなら、iDeCo(個人型確定拠出年金)に注目

――今は、投資を始めるには不向きな時期だということですが、あえて今、投資するとしたら、どんな商品が適していますか? 

藤川さん そうですね。状況が不安定で、かつ株価が上がっているこうした時期は、選択出来る幅が非常に縮まってしまうので、なかなかおすすめできるものがないんですよ。米国の地方の不動産などは、まだ割安感がありますが、なかなか普通の人が現地に行って買う訳にもいかないし、大きな資金も必要です。とはいえ、グローバルリートで買うのは完全に割高。米国の金利は今後上がっていくでしょうから、そうなると基準価格が下がることになります。手を出さないほうが賢明でしょうね。

コツコツと老後資金を貯めたいなら、やはり、iDeCo(個人型確定拠出年金)が、一番取り組みやすいのではないでしょうか。特に今、大きく経済状況が変わって損をする可能性があるかもしれないという局面では、節税効果があるというのは非常に魅力的です。それだけリスクがとりやすくなるということですから。ただし、60歳まではお金を動かせないので、資金繰りに困らないようにしておきましょう。

【関連記事をチェック!】
第1回 人気FPがズバリ!2017年の家計と経済環境はどう変わる
第2回 2017年は最大の投資チャンスが来る?どう備える?


教えてくれたのは…
藤川太さん

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ファイナンシャル・プランナー。All About 資産運用ガイド。「家計の見直し相談センター」で10年以上にわたり1万5000世帯を超える家計の見直しを行ってきた。資産運用、家計管理、マイホーム購入、不動産投資などにも詳しい。「普通の人」でもお金を貯める・増やせるようになる方法をアドバイスする。


取材・文/西尾英子


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