②自慢できる!? ハリルJAPANのここに注目!
▽日本代表は、3月にベルギー遠征を実施。23日にマリ代表と、27日にウクライナ代表と対戦する。

▽ロシア・ワールドカップでグループステージで同居するセネガル代表、ポーランド代表を意識した今回の遠征となるが、今回の遠征で注目すべきポイントをお知らせしたい。


【Point.1】直近もベルギーで試合を開催
▽2017年11月、日本代表は欧州遠征を実施。11月14日にはベルギーの地でベルギー代表と対戦した。試合は0-1で敗れてしまったが、FIFAランキングでも上位に入るベルギーとの対戦では、一定のパフォーマンスを披露。海外組を中心としたメンバー構成だったが、MF長澤和輝(浦和レッズ)やMF森岡亮太(アンデルレヒト)ら新戦力も試していた。

【Point.2】ベルギーに馴染み深い選手が多い
▽ベルギーの地で連続して試合を行うことになるが、現在の日本代表選手にはベルギーに馴染み深い選手が多い。例えば、守護神のGK川島永嗣だ。現在はフランスのメスでプレーをしているが、川島は2010年7月にベルギーのリールセへと移籍。2012年7月からはスタンダール・リエージュに加入し、2015年までプレーした。
▽また、前述のMF森岡亮太は、2017年6月からベベレンでプレーすると、2018年1月にはアンデルレヒトへと移籍。ベルギーの名門でプレーする森岡は、現地でも注目されるだろう。
▽さらに、最も今ベルギーで注目されているのは、FW久保裕也だ。2017年1月にスイスのヤング・ボーイズからヘントにクラブ史上最高額の移籍金で加入。すると、デビュー戦で初ゴールを記録。その後も、リーグ3位に選ばれたスーパーゴールを決めるなど活躍し、7試合で5ゴールを記録するなど、チームの躍進に貢献した。
▽なお、シント=トロイデンVVというクラブは、日本のDMM社がオーナーとなっており、アビスパ福岡からU-21日本代表DF冨安健洋が加入している。
▽また、オイペンには鹿島アントラーズからFW豊川雄太が1月に加入し、シーズン最終節でハットトリックを記録。チームの1部残留に大きく貢献していた。
▽その他、かつてはスタンダール・リエージュにFW永井謙佑(FC東京)、シント=トロイデンVVにFW小野裕二(サガン鳥栖)が所属していた。

【Point.3】マリとは初対戦、ウクライナとは3試合目
▽今回のベルギー遠征で対戦するマリ代表とは、これまでの対戦成績がない。日本代表として、初めて対戦する相手となっている。アフリカ勢との対戦が少ない日本だけに、ワールドカップでも対戦するセネガル対策を行いたいところだろう。

▽一方のウクライナは、過去に2度対戦。1勝1敗の成績だ。初めて対戦したのは2002年3月。キリンチャレンジカップで対戦し、1-0で勝利している。2戦目は2005年10月にアウェイのキエフで対戦。この時は0-1で敗れていた。3度目の対戦となるが、約12年半ぶりの対戦。全く別のチームとなっているだけに、チーム力が試されるはずだ。


(C) SEESAW GAME, Inc.
マイページに追加