【ビブリオエッセー】堪能したプロの仕事 「ジャッカルの日」フレデリック・フォーサイス著 篠原慎訳(角川文庫)

 フォーサイスの小説は初めて読みました。もう何十年も前に映画館で見た名作『ジャッカルの日』の印象が忘れられず、その後も何度かDVDで見直しましたが一度は原作を読んでみようと文庫を手に取りました。 ジャーナリストだったフォーサイスが描いたテーマはドゴール大統領の暗殺計画。現実とフィクションの境界も判然…

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