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【勝負師たちの系譜】王座に挑む晩成の棋士・木村一基九段 19歳年下の実力者相手に「やっと自分の時代」

 色紙に揮毫(きごう)を依頼されて「晩成」と書く棋士が2人いる。郷田真隆九段と木村一基九段である。 郷田は羽生世代の中では、四段が19歳、A級入りも29歳と遅く、タイトル挑戦は何度も退けられてきたから、本人としてはそういう心境なのだろう。 しかし王位の初タイトルは21歳で、四段での獲得は棋界初だった…

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