吉本興業・大崎会長と岡本社長、辞任せず 1年間減棒処分


【モデルプレス=2019/07/22】吉本興業・岡本昭彦社長が22日、特殊詐欺グループとされる反社会的勢力主催の会合へ出席して金銭を受け取るなどした“闇営業”問題を巡り、都内で会見を行った。

岡本昭彦社長 (C)モデルプレス
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◆吉本興業・大崎会長と岡本社長、1年間減棒処分

岡本社長は「本日は昨日の選挙が終わり皆様大変お忙しい中、弊社の件でお集まりいただき大変申し訳ございません。まず何よりも今回反社会的勢力からタレントが金品を受け取ってしまったことに関しまして、代表として深くお詫びを申し上げます。大変申し訳ございませんでした」と謝罪。

岡本昭彦社長 (C)モデルプレス
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自身と大崎洋会長の進退については「コンプライアンスの徹底、芸人・タレントファーストの取り組みを必ず進めて、世界中の人に笑顔を届けられるような会社を目指していければと思います。つきましては、責任として50%の1年間の減俸を続けることとします」と辞任せず、減俸とすることを明らかにした。

また進退について一度も考えたことはなかったか、と詰められると、「はい」と回答。

減俸分を被害者団体に寄付する可能性を問われると、「減俸額で寄付とかではなく、吉本興業全体でどういう形で寄付やボランティアを含めてどうやっていくかは考える」と会社全体で被害者団体にお詫びしていくという考えを示した。

◆宮迫博之が契約解消に

宮迫博之、田村亮 (C)モデルプレス
宮迫博之、田村亮 (C)モデルプレス
宮迫らは先月7日、“闇営業”と呼ばれる会社を通さない営業案件として、特殊詐欺グループとされる反社会的勢力主催の会合へ参加していたことが報じられた。

吉本は該当芸人へのヒアリングの結果、会合への参加により一定の金銭を受領していたことが認められたとし、宮迫らを当面の間、活動停止の謹慎処分に。今月19日には宮迫とのマネジメント契約解消を発表した。

20日、宮迫と田村がそろって謝罪会見を行い、会社側との意見の相違を明かした。(modelpress編集部)

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