トップキャバ嬢・桜井野の花、経営店舗の臨時休業を決断 新型コロナ影響


【モデルプレス=2020/04/05】歌舞伎町キャバクラ「桜花」「花音」のキャスト兼オーナーで、YouTuberとしても活動する桜井野の花が4日、自身のYouTubeを更新。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、同日から12日まで経営する店舗を臨時休業することを発表した。

桜井野の花/2019年5月撮影(C)モデルプレス
桜井野の花/2019年5月撮影(C)モデルプレス
◆桜井野の花、経営店舗の営業を自粛

東京で猛威を振るう新型コロナウイルス。先月30日には、小池百合子東京都知事がナイトクラブやバーなどの接客を伴う飲食店等での感染を疑う事例が多発しているとして、そのような場所への立ち入りを自粛するよう呼びかけていた。

桜井野の花/2019年5月撮影(C)モデルプレス
桜井野の花/2019年5月撮影(C)モデルプレス
これを受け、桜井は今月2日時点では「国から禁止令が出ない限り私は営業を続けます。これが私の今の気持ちです」と悩んだ末に営業を続ける考えを明かしていた。

しかし、日に日に感染者が増える現状の中、キャスト時代からいかなる時も休まず出勤し続ける桜井を知る従業員たちは営業を続けようとしてくれたといい、「従業員、キャストはもちろんのこと、来てくださるお客様の命を最優先し、今回私自ら1人でお店を閉める判断をしました」と、急遽考えを覆し自粛を決めた経緯を語った。

従業員たちへの保証については「私のできる限りで全力で従業員やキャストのサポート、給料の保証をしていこうと思います」とし、「1日でも早く明るい日常が世界に戻ってきてくれることを心より願っています」と目を潤ませながら語った。

◆小池百合子知事、接客を伴う飲食店等への立ち入り自粛を要請

小池知事の要請を受け、桜井のほか人気ホストのROLANDは自身が経営するホストクラブ「THE CLUB」の営業を一時停止、元東海ナンバーワンキャバ嬢の“エンリケ”こと小川えりは自身がプロデュースするシャンパンバー「Champagne Salon ENRIKE」を4月12日まで臨時休業することを発表するなど、夜の業界にも大きな影響を及ぼしている。(modelpress編集部)

◆桜井野の花(さくらい・ののか)プロフィール

桜井は、自身プロデュースの歌舞伎町「N」をオープンするなど、キャストからプロデューサーというキャリアを切り拓いたキャバ嬢界のスーパースター。雑誌「小悪魔ageha」表紙争奪総選挙では、初代女王に輝いた。2018年11月にYouTuberデビュー。現在は2店舗のキャスト兼オーナー社長を務める。


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