【モデルプレス＝2023/02/05】女優の吉岡里帆が5日、神奈川・関内ホールにて開催された「第44回ヨコハマ映画祭」に登壇。主演女優賞を受賞し、“人生が変わった”作品を振り返った。

◆吉岡里帆、主演女優賞に輝く

ホワイト一色のノースリーブドレスで華やかに登場した吉岡は、受賞に感謝するとともに「会場にこんなに大勢の方が来られているとは予想しておらず、今ちょっとびっくりしています」とコメント。「ハケンアニメ！」「島守の塔」での演技が評価されたが、「両方大切な作品で、自分にとっては人生が変わるような、そんな体験をさせてくれた作品でもあります」と振り返った。

さらに「ハケンアニメ！」では監督とプロデューサーが熱い思いを持つがゆえに吉岡にそれぞれ逆の指示を出したことも度々あったそうで、「『どうしよう、どっちの思いもわかる…』みたいなことが現場でありました（笑）」と困惑したことも告白。しかし、だからこそ2人の意見が合致したシーンが撮れた瞬間や、それがこうして賞として評価されていることに喜びを感じたとも明かした。

◆柄本佑、吉岡里帆を絶賛

助演男優賞は同じく「ハケンアニメ！」に出演していた柄本佑が受賞したが、柄本は「目の前で苦虫を噛み潰したような顔をしている吉岡さんが素敵すぎて、いかにしてその顔を引き出そうかっていう」と吉岡の芝居を絶賛し、刺激を受けたと回顧。「なので逆を言うと吉岡さんによって役を出していただいたところが大きくて」と吉岡に感謝し、後ろで聞いていた吉岡も照れ笑いを浮かべ柄本の話を聞いていた。

表彰式には吉岡・柄本のほか、主演女優賞の倍賞千恵子、助演女優賞の河合優実、助演男優賞の磯村勇斗、最優秀新人賞の西野七瀬、平祐奈、馬場ふみからが出席。主演男優賞の瀬戸康史は舞台「笑の大学」の稽古のため表彰式前に先んじてステージに登壇した。（modelpress編集部）

【Not Sponsored 記事】