一生残るかも?ニキビ痕のケア方法


【ニキビ/モデルプレス】ニキビが治って良かった、と思うのも束の間。ニキビ跡ができてしまったら、ニキビを発見したとき以上にショックですよね。しかも、放っておいても、ニキビ痕は全然治らないということもよくあります。そんなとき、どのようにケアしていけばいいのでしょうか?

一生残るかも?ニキビ痕のケア方法(photo by stryjek/Fotolia)
一生残るかも?ニキビ痕のケア方法(photo by stryjek/Fotolia)
●ニキビ痕が残るのはなぜ?

ニキビを発見したときよりも、ニキビ痕が残ってしまったことがわかった時の方がかなりショックですよね。ニキビはそのうち治るかな、と希望が持てますが、ニキビ痕はその後、何年も残ることが少なくありません。

「ずっとメイクでカバーし続けなければいけない」という絶望感や、「もうすっぴんは人に見せられない」という悲しさ、そして、「彼に幻滅されたらどうしよう」という不安感など、色々な感情が湧き上がってきますよね。

このようなニキビ痕ができる原因は、肌層のどの部分までニキビの炎症があったのか、ということに関係します。

皮膚は表面から、表皮、真皮、皮下の3つの層からできていて、奥深くなるほど、ニキビ痕として残りやすくなります。

これは、表面に比べて、真皮、皮下は細胞の修復が遅く、一旦傷ついてしまうと、治るのに、長い時間がかかってしまうためです。

しかし表皮より奥に炎症ができてしまった場合でも、適切に対処することでニキビ痕を綺麗にすることが可能な場合もあります。

ニキビ痕のタイプに合わせて、その方法を紹介します。

●赤みがかったニキビ痕の場合

ニキビ痕が赤くなってしまった場合、湿潤療法によって、早く皮膚が再生する可能性があります。

赤く見えるのは、ニキビができたときに、周辺がうっ血してしまったためです。このような場合、内部に傷がある状態になっており、表面が再生しても内側の再生がうまく促されない、あるいは再生に時間がかかってしまっています。

そのため、新陳代謝を促すことや栄養を補給することが大切です。その方法として、湿潤療法に基づいた絆創膏を用いること、ビタミンC誘導体を配合した化粧品を使うことが有効です。

この2つの方法を組み合わせることで、比較的短時間でニキビ痕が目立たなくなります。

●紫色・茶色のシミになってまった場合

気になるニキビ痕(Photo by CandyBox Images)
気になるニキビ痕(Photo by CandyBox Images)
ニキビ痕がシミのようになってしまった場合は、色素沈着が起こってしまったことが考えられます。

このようなニキビ痕が残ってしまった場合、通常のケアでは何年も皮膚が綺麗になることはありません。また、新陳代謝を促しても、効果が現れるまでに長い時間がかかることも少なくありません。

そのため、内側からの新陳代謝を待つのではなく、積極的にシミになった箇所をピーリングで削り取り、新しい皮膚を再生させることを試みましょう。

ただし、ピーリングは非常に刺激が強いケアなので、行った後は湿潤療法、もしくはオイルなどでしっかりパックケアをして、傷ついた皮膚が乾燥にさらされないように注意してくださいね。

乾燥すると、再び変色したり、あるいはニキビや湿疹などのトラブルの元になります。

●クレーター状になってしまった場合

ニキビ痕でもっとも治りにくいといわれているのが、皮膚の表面が凸凹するクレーター状の痕です。

皮膚のかなり深いところまで炎症してしまった場合になるこのクレーター状の痕は、皮膚科、もしくは美容皮膚科で治療するのが一般的です。

多少時間がかかっても自宅で改善したい、という場合には、カスターオイル(ひまし油)を使った湿布療法をおすすめします。このひまし油湿布という療法は、民間療法の中でも特に効果が高い方法です。

ただし、質の良いひまし油やフランネルを選ぶこと、そして、十分に温めるながら行うこともポイントになります。

自信がもてる素肌に(photo by rasstock/Fotolia)
自信がもてる素肌に(photo by rasstock/Fotolia)
いかがでしたか?

ニキビ痕は早めにケアすればするほど、早く、綺麗に治る可能性が高くなります。中でも、保湿やオイルケアは皮膚の再生、修復において、とても有効なケアです。

ぜひ、それぞれのニキビ痕に合わせて、元通りの綺麗な肌を復活させてくださいね。(modelpress編集部)

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