【美容／モデルプレス】大事な日に限って顔がむくんでしまうことありますよね？「前の日にお酒を飲みすぎたかな」なんて原因が分かっていればまだマシな方。特に変わったことはしていないのにむくんでしまうということもあるでしょう。むくみの原因を知ってしっかり対策をすれば、大事な日の朝も怖いものナシですよ。一緒にチェックしていきましょう。

■むくみのメカニズム

それは、ズバリ内臓機能が低下して代謝能力が落ちているから。

内臓機能が低下してしまうと血行が悪くなったり、リンパの流れが滞ったりするので余分な水分が肌に溜まり、むくみとなるのです。

■何がむくみを引き起こすのか

みなさん、もう思いついているかもしれませんが、アルコールがむくみの原因となる場合が多いと言われています。

アルコールが摂取されると体内の血管が広がります。

血管が広がった分だけ血液の流れは遅くなり、通常だったら排出されるはずの水分が細胞と細胞の間に残ってしまうのです。

またお酒を飲むといつもより水分をたくさん飲むことになるので、水分が溜まりやすくなる悪循環になってしまい、気が付いたらぱんぱんになってしまいます。

■アルコール以外にも原因があった？
むくみはアルコールだけが原因ではありません。

飲み会があったわけじゃないのにむくんでしまうのはなぜでしょうか？

それは塩分の摂りすぎが原因かもしれません。

日本人が一日に摂取すべき塩分の量は男性で8.0g、女性で7.0gです。

しかし日本人は一日に平均で10.2gも摂っていて慢性的に塩分過多の状態なんです。

また女性は男性に比べて皮下脂肪が多いためむくみやすい体質の方が多いんです。

生理や排卵日にはホルモンバランスが変化し、リンパの流れが悪くなってしまうことがあります。

生理前には「黄体ホルモン」という女性ホルモンが多く作られます。

黄体ホルモンは妊娠するために必要不可欠なホルモンですが肌荒れやむくみを引き起こしやすいホルモンでもあります。

■むくみ対処法はずばりリンパを押し流すこと

リンパの流れが滞っているならば押し流してしまえばいいんです。

首や顔にはたくさんの血液やリンパが流れています。

ここの血行やリンパの流れが悪くなっているからむくみを引き起こしてしまうのです。

■首のリンパをマッサージしよう

まず、首を五回程度ぐるぐると回し、耳の下辺りから鎖骨のラインに向かって十回程度さすりましょう。

リンパを押し流しているのをイメージしながらやると効果的です。

さらに鎖骨の周りにはリンパ節があってたくさんのリンパが溜まっています。

鎖骨のくぼみを手のひらでやさしく上から下へ向かって撫でましょう。

鎖骨リンパ節は皮膚の近いところにありますから力を入れずに優しく上から下へ向かって撫でるだけでいいんです。

間違っても力を入れすぎないようにしましょう。

■耳のツボ押し

耳の穴のすぐ前辺りに、指の腹を当てると動脈が走っているのが分かる箇所がありますよね？ここは耳門（じもん）と呼ばれているツボで美容に効果があると言われています。

その耳門を少し強めに指の腹で押します。

だいたい三秒間をかけてゆっくり指圧していきます。

これを五回程度繰り返します。

また耳たぶの裏側の耳の付け根部分で凹んだところに翳風（えいふう）というツボがあります。

ここもだいたい三秒間をかけてゆっくり指圧していきます。

これを五回程度繰り返します。

この2つのツボは血管やリンパが密集しているところにあるのでむくみにとても効くツボなんです。
いかがでしたか？

むくみの原因はアルコールや塩分摂り過ぎかもしれませんが、女性の身体はもともとがむくみやすくなっているのです。

でも、リンパを押し流していけばすっきり小顔に戻ることができます。

どちらも道具を使わずに短時間にできる方法なので朝の忙しい時間でも試すことができます。

一緒にむくみを撃退してしまいましょう。（modelpress編集部）