「君の名は。」×「この世界の片隅に」の才能がコラボ 野田洋次郎主演ドラマ主題歌は?


【野田洋次郎・コトリンゴ/モデルプレス=3月10日】4人組ロックバンドRADWIMPSの野田洋次郎が主演を務めるテレビ東京系新ドラマ「100万円の女たち」(4月13日深夜1時~)の主題歌を歌うアーティストが発表された。

コトリンゴ(画像提供:テレビ東京)
コトリンゴ(画像提供:テレビ東京)
同作の主題歌は、映画「この世界の片隅に」の音楽を担当したコトリンゴの描き下ろし曲。

映画「君の名は。」で音楽を担当した野田(RADWIMPS)と、「この世界の片隅に」のコトリンゴという奇跡のコラボが実現した。

RADWIMPS野田洋次郎(画像提供:テレビ東京)
RADWIMPS野田洋次郎(画像提供:テレビ東京)
◆“コトリンゴ”ってどんな人?

5歳からピアノ、7歳から作曲をはじめる。神戸・甲陽音楽院を卒業後、ボストン・ バークリー音楽院に留学し、ジャズ作曲科、パフォーマンス科を専攻。学位を取得後にはニューヨークを拠点に演奏活動を開始する。

2006年に坂本龍一に見出され、シングル『こんにちは またあした』で日本デビュー。以降、現在までに9枚のソロアルバムを発表している。

2016年11月公開した劇場アニメ「この世界の片隅に」のテーマ、劇中歌、BGMの全てを手がけ、第40回日本アカデミー賞優秀音楽賞、毎日映画コンクール音楽賞、おおさかシネマフェフティバル音楽賞を受賞。卓越したピアノ演奏と柔らかな歌声で浮遊感に満ちたポップ・ワールドを描くアーティストとして、各方面から注目を浴びている。

◆コトリンゴ コメント

主人公である道間さんの流され漂っている感じ、割り切れない感情、それからミステリアスな状況をどう表現できるだろうと思い試行錯誤しています。どうぞ、お楽しみに!

◆主題歌決定までの経緯

野田が主演だけに、主題歌はすごく悩んだという五箇公貴プロデューサーは、「今回、野田さんにはRADの全国ツアーの合間を縫って連続ドラマの主演をやっていただくという、相当な負担をかけることになります。その上楽曲を書き下ろして頂くということは、当初から現実的ではないなと思っていました。もちろん RADの楽曲という選択肢は浮かんだけれども書き下ろしができない中で、果たしてその選択肢が正解なのか。野田さんご本人とも議論しましたし、悩みました」と経緯を回顧。

その後、脚本制作の過程で「今回のテーマは女性が歌うべきなんじゃないか」との想いが強くなったようで、「ドラマの中で野田さん演じる主人公の慎が書いている小説、『漂う感情』の世界観も音楽で表現できたらかなり素敵な作品になるのではないかという思いに至りました。そう思ったら私の中で主題歌は『コトリンゴさんしかいない!』となっていました。すぐ野田さんや藤井監督にも提案したところ大賛成してくれました」と明かした。

◆プロデューサーも期待

また、コトリンゴと対面したときのことも振り返り「経緯をお話しすると、すごく面白がってくださった上、主題歌の書き下ろしも快諾してくださいました」と告白。

「結果的に『君の名は。』と『この世界の片隅に』という日本が誇る傑作映画に携わった、おそるべき才能と一緒にこの番組をつくるという機会を得ることになりました。なんか凄いことになってしまいました…」と今回のコラボに驚きつつ、「主題歌がどんな曲なのか、今から本当に楽しみでしょうがありません。
奇跡のコラボが創り出す世界に是非ご期待ください」と期待を胸にアピールした。(modelpress編集部)

■「100万円の女たち」あらすじ

道間慎(野田洋次郎)は売れない小説家。彼は半年前から5人の謎の美女たちと一つ屋根の下で暮らしている。女たちは家賃兼生活費として毎月 100 万円もの大金を慎に支払う。この共同生活にはいくつかルールがあり、彼女たちに対する質問は一切禁止されている。5人の美女たちの年齢は 10 代から 30 代と幅広いが、彼女たちがなぜこの家に集まってきたのか、普段は何をやっているのかなど一切は謎に包まれている…。

しかし、彼女たちとの奇妙な共同生活を通じ、女たちの過去や存在理由などが少しずつ解明されていく…。同時に彼自身の身にも思いもよらなかった変化が起き始め、彼を取り巻く環境はどんどん変わっていく。

そして、ある日。美女たちとのちょっと奇妙な共同生活に幸せを感じ始めていた慎に、すべてを崩壊させる事件が起きる…。

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