渡辺麻友主演「いつかこの雨がやむ日まで」追加キャスト発表


【渡辺麻友/モデルプレス=7月4日】女優の渡辺麻友が主演を務める東海テレビ・フジテレビ系の新ドラマ「いつかこの雨がやむ日まで」(8月4日スタート、毎週土曜日23時40分~)の追加キャストが発表された。

(上段左上から時計回り)堀井新太、吹越満、筧美和子、宮澤エマ、斉藤由貴、木村祐一、桐山漣、星野真里(C)東海テレビ
(上段左上から時計回り)堀井新太、吹越満、筧美和子、宮澤エマ、斉藤由貴、木村祐一、桐山漣、星野真里(C)東海テレビ
同作は、15年前の不幸な出来事によって絶望に突き落された1人の女性を取り巻く、愛と罪と狂気を描くラブサスペンス。AKB48卒業後、初の連ドラ出演にして初主演を務める渡辺は、劇団「ウミヘビ」に所属する主人公・ひかりを演じ、愛に苦しみ、狂気に堕ちていく難役に挑戦する。

◆渡辺麻友、堀井新太、斉藤由貴ら配役が決定

そして今回、堀井新太、吹越満、筧美和子、宮澤エマ、星野真里、桐山漣、木村祐一、斉藤由貴の出演が発表された。

ひかりの幼馴染・谷川和也役を務める堀井は、「和也のひたむきな想い、力強さ、真っ直ぐさが、ひかりにとっての道標になればと思っております」と意気込みを語った。

「僕が今抱えている問題は、ミュージカルの演出家の役をやるにもかかわらず歌と踊りが全くダメなこと」と話す吹越が演じるのは、ひかりが所属する「ウミヘビ」の天才肌の演出家・天竺要。

また、筧は和也の恋人・三上沙耶を担う。「渡辺麻友さん演じるひかりにあんなことやこんなこと、たくさん嫌な思いをさせてしまうことになりそうです…(笑)」と役柄について明かした。

天竺の娘で「ウミヘビ」の女優・天竺芽衣を演じる宮澤。「ひかりが希望を見いだすべく入った劇団でまたしても雨を降らせてしまう様な厳しい発言が多い芽衣。実際にミュージカルの現場にいたら私は怖くて近寄れないです」と自身の役について紹介した。

◆桐山漣「日々台詞の一字一句と向き合い考えてます」

さらに、「非常に熱意ある制作陣の皆様と、捉え難き『愛』に挑ませていただきます」と語る星野は、殺された矢吹千尋の姉を担当。桐山は、ひかりの兄・森村國彦を務め、「与えられた時間や尺の中でどこまで役に深みを出していけるか、日々台詞の一字一句と向き合い考えてます」と意気込んだ。

そして、15年前の事件を担当した刑事・剛田仁志を木村が、ひかりの母・北園由布子を斉藤が演じる。

木村は「今回は孤高の刑事役ということで、共演の皆様とは個々に聞き込みなどで絡ませて頂く予定です」と話し、斉藤は「私が今回演じるのは『なかなか雨のやむことのない』、心を閉ざし、少し壊れてしまったお母さんです。でもその中でも、渡辺さんと、歌の時のように、お芝居でも素敵な化学変化が起きるのを楽しみにしています」とコメントした。(modelpress編集部)

◆「いつかこの雨がやむ日まで」キャスト配役

・北園ひかり(11~26歳)…渡辺麻友

キャバクラ嬢。6年前からミュージカル劇団『ウミヘビ』に所属。15年前、実の兄が恋人殺害の容疑で逮捕されて有罪判決を受け、現在も服役中。幼少時代はよく笑う快活な性格だったが、「殺人犯の妹」となり人生が一変した。高校時代に母が精神を病んで引きこもりの生活となったことで、やむなくひかりがバイトをしながら家計を支え、母の面倒も見て来た。

殺人という罪を犯し、家族の人生を変えた兄を、ひかりは今も恨んでいる。そして人殺しの妹である自分は、誰かを愛することも、愛されることも許されないと思っている。唯一、好きなミュージカルに携わっている時だけは苦しい現実を忘れられる。

・谷川和也(12~27歳)…堀井新太

ひかりの幼馴染み。実家の老舗料亭『たにがわ』で板前をしており、後継ぎとして期待されている。母親は既に亡くなっており、現在の母親は父の後妻。『たにがわ』の経理面を担っている兄は、義母の連れ子である。

15年前、当時『たにがわ』で修業していたひかりの兄・國彦には可愛がってもらっていた。ところが 15年前、和也は國彦が殺人現場から走り去るのを目撃。殺害された國彦の恋人・麻美の死体第一発見者となった。事件後、ひかりの家族は追われるように引っ越して行った。最後の日、駆けつけた和也を見た冷たいひかりの眼差しが和也の脳裏に深く刻まれている。

・天竺要(51歳)…吹越 満

劇団『ウミヘビ』の天才肌の演出家。15年前、劇団に所属していた矢吹麻美の才能に気付き、『ロミオとジュリエット』のジュリエット役にも抜擢したが、麻美は体調不良で降板。直後に麻美が死に、それ以来、『ロミオとジュリエット』は封印している。現在スランプ中。ひかりを見て『ロミオとジュリエット』の再演を決める。

・ 三上沙耶(26歳)…筧美和子

和也の恋人。銀行員の娘。1年前から和也と結婚を前提に付き合っている。過去につらい経験をしている。

・天竺芽衣(29歳)…宮澤エマ

天竺の娘。劇団『ウミヘビ』の女優。ミュージカルが恋人と話す、真面目な女性。音大を出ており、劇団で誰よりも高い技術を持ち合わせているが、キャリアのある看板女優がいるため、今は2番手に甘んじている。

・矢吹千尋(40歳)…星野真里

矢吹麻美の姉。麻美から信頼されていた優しい姉。15年前の事件の事で何か秘密を握っているようで…

・森村國彦(20~35歳)…桐山漣

ひかりの兄。15年前、交際していた恋人・麻美を別れ話のもつれの末、殺害した容疑で有罪判決を受け、服役中。事件を起こす2年前から、料亭『たにがわ』で修業していた。

・剛田仁志(59歳)…木村祐一

15年前の事件を担当した所轄の刑事。國彦の出所を機に、ひかりや和也の周辺を嗅ぎまわるようになる。

・北園由布子(40~55歳)…斉藤由貴

ひかりの母。引きこもり状態で、ひかりに依存している。殺人犯の家族の汚名を着せられ精神的に病んでしまったが、國彦さえ戻れば昔の幸せな日々が戻ると盲目的に信じている。そのことがひかりの苛立ちを助長するがそのことには気付いていない。

■堀井新太コメント

儚くてもろくて、それでも前を向いていく主人公・ひかりの生きる希望の懸け橋になるのが、僕が演じる谷川和也です。和也のひたむきな想い、力強さ、真っ直ぐさが、ひかりにとっての道標になればと思っております。まだ撮影を始めて半月ほどですが、道が見えてきました。見応えのある作品になるように精一杯務めますので、皆さん是非ご覧ください。

■吹越満コメント

「人生を狂わせる問題」を「雨」と例えれば、それはそれはぜひともやんで欲しいと思う。僕が今
抱えている問題は、ミュージカルの演出家の役をやるにもかかわらず歌と踊りが全くダメなこと。もうびっしょびしょのずぶ濡れです。クランクインの日に、渡辺麻友さんが1人でアカペラで静かに歌う声を聞きました。1本の傘を見つけたような気がしました。彼女がいれば濡れずにすむ!役の気持ちと僕の気持ちがリンクしたのです。頑張りまーす。

■筧美和子コメント

繊細さと傲慢さ。歪な沙耶独自の思いや背景などを考えれば考えるほどとても未知数な女性で面白
く、でも台本を読み進めていくうちに彼女の些細な心情の変化に恐怖を感じる瞬間もあります。渡辺麻友さん演じるひかりにあんなことやこんなこと、たくさん嫌な思いをさせてしまうことになりそうです…(笑)。この夏の夜にヒヤッドキッゾクッとなって頂ける事と思います。

■宮澤エマコメント

ひかりが希望を見いだすべく入った劇団でまたしても雨を降らせてしまう様な厳しい発言が多い芽衣。実際にミュージカルの現場にいたら私は怖くて近寄れないです。でも努力をしてもなかなか叶わない夢を必死に追いかける芽衣の姿を見習い、初めてのドラマ出演ですが真っ直ぐで不器用な芽衣に少しでも共感して頂ける様、演じたいと思っています。

■星野真里コメント

オトナの土ドラ、15作目にしてやっと出演できる機会をいただき、大変大変嬉しく思っております。非常に熱意ある制作陣の皆様と、捉え難き「愛」に挑ませていただきます。渡辺麻友さんが演じるひかりの追い詰められたからこその強さ、美しさを私自身も楽しみにしています。あれ?私は敵?味方?是非ご覧ください!

■桐山漣コメント

國彦は全ての始まり、いわば無実の罪を被ったことで物語のゼロからイチを作ってしまった青年。与えられた時間や尺の中でどこまで役に深みを出していけるか、日々台詞の一字一句と向き合い考えてます。妹役でもある渡辺麻友さんとは初めましてですが、華のある眩しさの中にどことなく影も感じる方なので本作での兄妹共演はとても楽しみでもあります。

國彦はなぜ有罪を認めてしまったのか、、謎が多く隠されている「いつ雨」は、愛と狂気がテーマです。15年が経ち國彦の真実へ向かう執念、心情を丁寧に演じていきたいと思ってます。この夏、土曜日の夜が待ち遠しくなる作品づくりへと励んでいきたいと思います。

■木村祐一コメント

今回は孤高の刑事役ということで、共演の皆様とは個々に聞き込みなどで絡ませて頂く予定です。渡辺麻友ちゃんは、非常に可愛いので、あまりキツイ調べ方は控えようと思っております。が、こればかりはわたしの自由にはなりません。しかしながら個人の思いとしては渡辺麻友ちゃんには公私ともに幸せになってもらいたいです。どうかご覧下さい。

■斉藤由貴コメント

渡辺麻友さんとは以前、FNS歌謡祭で、私のデビュー曲の、「卒業」を一緒に歌わせていただく機会がありました。「祭」の名の通りとても慌ただしい場だったのですが、渡辺さんはそのリハーサルで、すっぴん、上下ジャージという出で立ちでした。ガヤガヤした中で、でも何かとても静かな雰囲気を纏っていて、目が綺麗で、こういう女の子に歌ってもらえて嬉しい、と感じた事を今でも鮮明に覚えています。

私が今回演じるのは、「なかなか雨のやむことのない」、心を閉ざし、少し壊れてしまったお母さんです。でもその中でも、渡辺さんと、歌の時のように、お芝居でも素敵な化学変化が起きるのを楽しみにしています。

■「いつかこの雨がやむ日まで」ストーリー

森村ひかり(11歳)は、ミュージカル女優を夢見る天真爛漫な女の子だった。しかし、親しくしていたミュージカル女優(24歳)が殺害される事件が起き、事態は一変。逮捕されたのは殺された女優の恋人でひかりの兄、森村國彦。加害者の家族となったひかりは、苗字を母方の姓に変え、北園ひかりになり、逃げるように故郷を去ることになる。

それから15年、世の中の残酷な敵意にさらされ続けたひかり(26歳)だが、唯一の救いは追い続けていたミュージカル女優の夢だった。そんなひかりの元に、兄の出所の情報が入る。

全てを壊した兄に決別を告げに行くひかりだが、そこで兄は「俺は無実だ…」と告白。そんな中、ひかりはある男と再会する。それは現場から逃走する兄を目撃し逮捕に至らしめた男、そして、かつて“ある約束”を交わした幼馴染の谷川和也(27歳)だった。

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