有村架純&岡田健史「中学聖日記」に中毒者続出な理由4つ


【中学聖日記/モデルプレス=12月11日】女優の有村架純が主演を務めるTBS系ドラマ『中学聖日記』(毎週火曜よる10時~)。中学生と女教師の“禁断の恋”を、儚くも美しく描くヒューマンラブストーリーの今作は、モデルプレスが行った読者アンケートによる“2018年秋最もハマっているドラマ”でも多くの票を集め、2位にランクインするなど、回が増すほどに中毒性のあるストーリーにのめりこむ人が続出中。「このために1週間頑張っている」「こんなにハマったドラマは久々」といった意見も多く、そこまで熱狂的ファンを生み出した要因は何か。

岡田健史、有村架純/「中学聖日記」第10話より(C)TBS
岡田健史、有村架純/「中学聖日記」第10話より(C)TBS

◆「中学聖日記」ストーリー

<※10話までネタバレあり!>
岡田健史、有村架純(C)モデルプレス
岡田健史、有村架純(C)モデルプレス
前半となる5話までは、片田舎の中学校を舞台に、クラス担任を務める新任教師・末永聖が、不思議な魅力を持つ10歳年下の中学生・黒岩晶と恋に落ちるまでが描かれ、5話のラストでは2人の密会やキスが問題となり、聖は依願退職、婚約者の勝太郎(町田啓太)と破局し、晶の目の前からも去った。

6話からは、3年後のストーリーに。7話で、先輩の千鶴(友近)の紹介で、小学校で教師を続けていた28歳の聖と、18歳になった晶が運命的な再会を果たした。

有村架純、岡田健史/「中学聖日記」第10話より(C)TBS
有村架純、岡田健史/「中学聖日記」第10話より(C)TBS
そして、9話では、晶が13年間会っていなかった父親を探しに2人で島へ行き、非日常な時間を過ごす。トラブルに見舞われた2人は物置小屋で一晩を共にし、お互いへの気持ちを確かめ合い、愛を貫くことを決心したが、周囲は猛反対。10話のラストでは2人の前に警察が現れる…という衝撃的な展開で終わった。

◆とにかく“黒岩くん”に胸キュン

岡田健史/「中学聖日記」第2話より(C)TBS
岡田健史/「中学聖日記」第2話より(C)TBS
まず、今作を語るのに欠かせないのは、テレビの出演経験も演技経験もなく、事務所に所属して間もない新人ながら有村の相手役という異例の抜擢を受けた俳優の岡田健史演じる“黒岩くん”の存在。

岡田健史/「中学聖日記」第6話より(C)TBS
岡田健史/「中学聖日記」第6話より(C)TBS
その精悍なビジュアルと男らしい体つき、初々しくもまっすぐな演技が、作品の世界観と見事にマッチし、モデルプレスが実施した「今期ドラマであなたが最も“胸キュン”したイケメンは?」をテーマにしたウェブアンケートでもぶっちぎりの1位を獲得。毎話放送の度に、Twitterのトレンドにはドラマ名とともに「黒岩くん」が浮上し、フィーバーは加熱する一方で、「初演技ながら、切ない表情やひとつひとつの動きが心に響く」「キラキラした演技にキュンキュンする!先生を好きな気持ちが伝わってきて泣けてくる!」といった意見が。「こんな逸材がいたなんて!これからの活躍も楽しみ」と期待する人も多く、今、これからがもっとも楽しみな俳優の1人だ。

◆新境地をみせた有村架純と岡田健史のマッチングの妙

有村架純/「中学聖日記」第1話より(C)TBS
有村架純/「中学聖日記」第1話より(C)TBS
もちろん、清純派と言われる有村の挑戦もなくしては語れない。ずっと夢見てきた教師という仕事と、突然目の前に降りてきた“禁断の恋”に板挟みになり、悩み、もがき、苦しんでいる聖。感情をあらわにすることが少ないキャラクターだからこそ、演技力が問われる難しい役柄で、有村自身が丁寧に繊細に向き合った1シーン1シーン、1つ1つのセリフと表情が、毎回視聴者の涙を誘う。

岡田健史、有村架純/「中学聖日記」第9話より(C)TBS
岡田健史、有村架純/「中学聖日記」第9話より(C)TBS
そして、有村と岡田、つまり“聖ちゃんと黒岩くん”だからこそ生まれるピュアな空気感が、作品全体の魅力を形作っている。

◆“禁断の恋”…ジェットコースターストーリーから目が離せない

有村架純、岡田健史/「中学聖日記」第5話より(C)TBS
有村架純、岡田健史/「中学聖日記」第5話より(C)TBS
初めての恋で知る、「嬉しい」「楽しい」ばかりではない恋愛の切なさ―――純度100%の晶の思いは“教師と生徒”という立場を理由に許されることはなく、学校全体、母親、聖の婚約者…多くの周りの人を巻き込んだ問題に発展。

夏川結衣、夏木マリ、有村架純/「中学聖日記」第5話より(C)TBS
夏川結衣、夏木マリ、有村架純/「中学聖日記」第5話より(C)TBS
次第に、“聖と晶VSその他の登場人物”という対立構造になり、障害ばかりの悲恋をどうしても応援したくなってしまうのが、視聴者の性(さが)というもの。設定を非現実的に感じても、恋する心情は万人共通で、毎回胸に残るヒリヒリとした感情が後を引き、恋をしている人も、恋を忘れた人も、こんな恋がしたくなる。

小野莉奈、岡田健史/「中学聖日記」第7話より(C)TBS
小野莉奈、岡田健史/「中学聖日記」第7話より(C)TBS
町田啓太/「中学聖日記」第9話より(C)TBS
町田啓太/「中学聖日記」第9話より(C)TBS
さらに、重要な役割を果たしているのが2人を取り巻くキャラクター。一人息子である晶への愛の大きさ故、聖を強く恨む晶の母親・愛子(夏川結衣)や、晶をひたすら思う“るなち”(小野莉奈)、聖を気にかける元婚約者(町田啓太)…彼女たちはときには「そこまで?」と驚くほど、聖と晶の恋路をエッジの効いた行動で阻み、それがストーリーにサスペンス的要素をもたらす。テンポの良いジェットコースター的展開が、「毎週ドキドキハラハラ」「次の展開が気になって仕方ない」と視聴者の関心を引きつけて離さないのだ。

◆新井順子プロデューサー×塚原あゆ子監督らによる映像の美しさ&Uruの主題歌

岡田健史、有村架純/「中学聖日記」第9話より(C)TBS
岡田健史、有村架純/「中学聖日記」第9話より(C)TBS
最後に映像の美しさと音楽にも触れたい。

有村架純、岡田健史/「中学聖日記」第9話より(C)TBS
有村架純、岡田健史/「中学聖日記」第9話より(C)TBS
湊かなえ原作ドラマ『夜行観覧車』(2013年)、『Nのために』(2014年)、『リバース』(2017年)や、今年1月期に放送し大きな話題を呼んだ『アンナチュラル』の新井順子プロデューサーと塚原あゆ子監督を中心としたスタッフが紡ぐ自然風景が多い映像と、感情を揺さぶる演出を、「映画のようで素晴らしい」「どのシーンを切り取っても絵になる」「一切手抜きせず大事に作られているのが分かる」と絶賛する声も多数。

また、主題歌『プロローグ』の作品とのシンクロ具合も心震わせる演出の大きな一因。それもそのはず、同曲は歌手のUruが同作のために、作詞・作曲を手掛け書き下ろしたもので、恋の始まりに揺れ動く気持ちへの戸惑いや募っていく淡く儚い恋心を描く泣きのバラード。有村も「『中学聖日記』の世界の中で過ごしてきた時間や感情が、この曲を聴くだけで蘇ってきます。感情が掻き立てられるとは、こういうことなのかな、とも思うし、ドラマを見て下さる方へ、どうか届いてほしいと思います。Uruさんの優しくてとても儚い歌声が世界観にハマりにハマって、私は抜け出せません」とコメントを寄せている。

◆「中学聖日記」18日最終話放送へ

ついに18日は最終話。放送が終了してもしばらくは、“ロス”が続くことは間違いないだろう。(modelpress編集部)

情報:TBS


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