「また彼氏と喧嘩…」“別れ”と“仲直り”の分かれ道になる理由4つ


【恋愛コラム/モデルプレス】付き合った当初はラブラブでも、お互いに慣れてきたら少しずつ不満や嫌な所って見えてきますよね。そうすると、どうしても起こってしまう喧嘩。できれば喧嘩するのは避けたいと思いますが、喧嘩した後に仲良くなるカップルもいます。では、別れてしまう喧嘩と仲が深まる喧嘩の違いはどこなのでしょうか。

「また彼氏と喧嘩…」“別れ”と“仲直り”の分かれ道とは(photo by Antonioguillem/Fotolia)
「また彼氏と喧嘩…」“別れ”と“仲直り”の分かれ道とは(photo by Antonioguillem/Fotolia)
♥そもそも喧嘩をしてしまう原因は?

小さないざこざから、別れに発展してしまう言い合いまで喧嘩といっても様々。

その原因も多種多様で、色々な事柄が関係してきます。

その全てが別れの原因に繋がることも…。

そこで、よくありがちな喧嘩の原因を聞いてみました。

・その1「金銭トラブルによる喧嘩」

「飲みに行った時に出したお金を彼が返してくれない」(25歳/営業)

「デートの時は毎回割り勘。少しくらいは多く払ってほしい」(18歳/学生)

交際している以上、お金の問題も喧嘩に絡んでくる事は良くあります。

特に「デートの時は男性が払うべきか」などの価値観の関係もあり、なかなか解決は難しい問題。

また、同棲しているカップルの場合は家賃や光熱費など更に複雑です。

それらのルールが曖昧だとどちらかの負担が大きくなり、結果喧嘩に繋がってしまうことがよくありますよね。

「金の切れ目は縁の切れ目」と言われているように、長く交際を続けてきてもお金のトラブルですっぱり関係が切れてしまうことも…。

・その2「束縛による喧嘩」

束縛も喧嘩の原因となります。

しかもこの場合は束縛をしている方が感情的になって、束縛をされている方が責められるというパターンもありますよね。

「彼から『俺の携帯も見ていいから見せて』と言われて喧嘩になった。見せたくないし、見たくない」(28歳/広告代理店)

「元カレの連絡先を消してと言われて喧嘩になった。信用してくれてもいいのに」(22歳/ジム)

逆に「彼に『どこにいるの?』って連絡しすぎて振られた…」と言う束縛しすぎたという意見もありました。

また少数ではありますが束縛されなさすぎて不安と感じる人もいて、“どこからが良くてどこからがだめ”という境界線がない部分も曖昧で喧嘩の原因となります。

・その3「連絡の頻度で喧嘩」

連絡を取り合う頻度は人それぞれで、あまり彼氏彼女に連絡しないという人もいれば毎日でも電話したいという人もいます。

例えば電話をした時に出なかったことや、連絡して返事がないことで大喧嘩になり別れる事も珍しくありません。

「彼と連絡がなかなか取れなくて不安になる」と言う女性は多くいますが、連絡が取れない期間は人様々。

中には半日でも連絡が取れないだけで不安になってしまう女性も。

連絡をとるのが面倒くさいと思う男性も多く、半日携帯を見なかっただけでものすごい数の連絡が彼女から来ていたら喧嘩になってしまう事もあります。

どれくらいの頻度で連絡を取り合うかも、個人個人の感覚になってくるので、なかなか難しい問題ですね。

価値観のずれでケンカにも(photo by Syda Productions/Fotolia)
価値観のずれでケンカにも(photo by Syda Productions/Fotolia)
・その4「浮気や嫉妬で喧嘩」

どちらかが浮気をして喧嘩になれば、そのまま別れに繋がる可能性は大。

浮気をして喧嘩になれば一方的な問い詰めになるパターンも多いですが、逆ギレなんてケースも。

また浮気をしていなくても、浮気を疑われたり嫉妬されることで喧嘩に繋がります。

「元カレとの浮気を疑われて大喧嘩になった」(23歳/事務)

「彼が元カノと連絡を取り合ってるのを知って別れた」(20歳/フリーター)

浮気や嫉妬は泥沼化しやすく、最も別れに繋がりやすい喧嘩に発展します。

長く続けばそれだけ体力も使いますしストレスも溜まり、相手への恋愛感情も薄れていくでしょう。

♥<トラブル別>喧嘩の解決方法

細かな原因の違いや、彼の性格等によっても違いは出ると思いますが、トラブル別の解決方法を今回はご紹介します。

・その1「金銭トラブルの解決方法」

お金での喧嘩は繰り返し起こることが多くあります。

特にお互いが学生であったりすると、少ない額の貸し借りであっても大きなトラブルに変わることがあります。

もちろん彼にお金を貸したり彼からお金を借りないのが一番ですが、デート時に奢るかどうかの問題もありますよね。

こういった事は個人の感覚にもよってくるので不満に感じたことがあるなら、同じことでまた不満を抱かないように二人でルールを作るのが良いでしょう。

例えば、「彼が給料日前は割り勘にする」「月に1回ディナーに連れて行ってもらう」など。

彼に「たまにはお金出してよ!」と言っても彼の機嫌が良くなることもないですし、おそらく同じ喧嘩が起こります。

問題は同じ喧嘩を繰り返さないこと。そのためにはどうするべき何かを考えるようにしましょう。

トラブルごとに解決方法は違う(photo by Iurii Sokolov/Fotolia)
トラブルごとに解決方法は違う(photo by Iurii Sokolov/Fotolia)
・その2「束縛の解決方法」

そもそも束縛してしまう原因は何かと考えると、相手が浮気心を見せないか心配という事ではないでしょうか。

大好きであれば、どこで何をしているかが心配になるのも分かります。

ただ、それは相手の事が信用できていないということですよね。

信頼できないということは、それなりの理由があるはず。

例えば「彼は夜遊びが好き」「元カノとの仲が良い」など。

束縛をしてしまう、もしくはされている原因が分かればその解決方法も見えてきます。

ただ「束縛しないでほしい」という話し合いでは、なかなか答えが出ないはず。

それよりもなぜ束縛をしてしまっているのかを話し合って、束縛をしないようにするにはどうすれば良いかを見つけるのがベスト。

例えば、「飲みに行く時は誰と行くのか教えて欲しい」と言うのではなく、もっと直接的に「元カノと飲みに行くのはやめて欲しい」と伝える方が相手も何に対して束縛しているのかが分かります。

逆に束縛されているのであれば、何に対して心配しているのかを具体的に聞くようにしましょう。

・その3「連絡頻度の解決方法

これもデートの時に男性がお金を出すかの問題に近いですが、そもそも頻繁な連絡は人それぞれ違います。

例えば週に1回連絡をとるのも頻繁だと思っている方もいるでしょう。

そんな中で、連絡をこまめに欲しいと伝えるのはまた同じ喧嘩に繋がるだけ。

自分はどうしたいのか、相手はどうしたいのかを聞いてその中で折り合いを見つけるのがベスト。

例えば平日は連絡が取りにくいから夜だけにして欲しいなど、具体的なルールを作ってしまうのも一つの手です。

ただ、一つ注意しないといけないのはルールを決めたのに守れなかった時。

これは新しい喧嘩を生んでしまう結果に繋がります。

守れなさそうだなと思ったら無理に約束をするのはやめましょう。

もう少しざっくりと「日に1回以上」や「週に3回以上」等が良いと思います。

しっかりと話し合うのが重要(photo by Andrey Popov/Fotolia)
しっかりと話し合うのが重要(photo by Andrey Popov/Fotolia)
・その4「浮気や嫉妬の解決方法」

彼の浮気が発覚した時の喧嘩は、あなた自身の妥協点を考えるものです。

自分自身の気持ちを第一に考えて、許せるのかどうかを判断基準に自分の納得できる答えを見つけてみてください。

浮気発覚は喧嘩とは言えないかもしれませんが、例えば浮気を疑ったり嫉妬から喧嘩になった場合は泥沼化して別れるケースも多数。

勘違いから浮気を疑ってしまったのであれば、何故疑ってしまったのかをしっかり伝えることが大切です。

もしその部分をうやむやにしたまま喧嘩が終わってしまうと、また同じ疑いを持ってしまうことに。

しつこく聞くと彼は嫌がるかと思いますが、そのままにしているのも別れの原因になります。

面倒くさがられてもしっかり話し合うようにしましょう。

・その5「意見の食い違いの解消方法」

小さな意見の食い違いは最も多くある喧嘩の原因です。

多くあるからこそ、「まぁ、いっか」と流してしまうのはNG。

大切なのは同じ内容の喧嘩を繰り返さないこと。

同じ内容の喧嘩を繰り返してしまうと、「この人とは合わないかも」と思ってしまう原因にもなります。

もし小さな食い違いが発生してしまっても、今まで感じたことがない食い違いなら問題ありません。

小さな食い違いなら誰でもあるので、それを気にするよりも同じことで喧嘩をしないよう注意してください。

そして、喧嘩で勝ち負けや優劣を付けるのもNGです。

相手に非があったとしても、自分に落ち度がなかったか考えてみてください。

そうすることで、喧嘩の解決策が徐々に見えてくるでしょう。

小さな食い違いこそ重要(Photo by evgenyatamanenko)
小さな食い違いこそ重要(Photo by evgenyatamanenko)
♥彼の態度に困惑したら…?

喧嘩中、彼が全く喋ってくれなくなったり、意見を聞いてくれなくなる事もあります。

だからといって諦めてしまうとわだかまりは残ったままになってしまいますよね。

そんな彼の行動の対処法をご紹介します。

<黙って何も言ってくれなくなった場合>

黙っているというのは、言いたいことを隠しているかもしくは言っても仕方ないと思われているパターンです。

それをそのままにしてしまうと不満を溜めてしまうばかりです。

そのまま喧嘩が終わってしまうのが一番危険。

溜まりに溜まって別れに繋がっていきます。

もし黙って何も言ってくれなくても、じっと我慢して言いたい事を言ってもらうように務めましょう。

どうしても口を開いてくれないのであれば、一度あなたから謝ってみるのもありかもしれません。

もし相手側に非があったとしても、許そうという姿勢をみせれば口を開いてくれる事もあります。

もしくは後からメールで連絡し、直接口で言い難いことをメールで返してもらうのも一つの手でしょう。

<何を言っても聞いてくれない場合>

これはだんまりとは違って、いくら話しかけても「うるさい」「黙れ」なんて取り付く島もない状態。

こうなってしまうとまともに話そうとするのは難しくなります。

もしあなたに非があるのであれば、話を聞いてもらおうと思って“言い訳”を言うのは絶対にNGですよ。

これは火に油を注ぐようなもので、より彼を怒らせてしまう可能性があります。

どうしても話を聞いてもらえそうになければ、少し時間を置くようにしましょう。

ただ、前に話した内容を繰り返すのはNG。

まずは話をしてもらうことを第一に考えましょう。

時には時間を置くことも大切(Photo by aleshin/Fotolia)
時には時間を置くことも大切(Photo by aleshin/Fotolia)
<自分の意見を突き通そうとする場合>

彼が喧嘩の原因なのに、自分の意見を曲げようとしない場合も出てくると思います。

多くの場合はここで女性が折れてしまうかもしれませんが、そうなるとあなたから別れを切り出す事になってしまうかもしれません。

彼が意見を突き通そうとするのであれば、具体的にどんなことをして欲しいかを伝えましょう。

「あなたは“こう”かもしれないけど、私は“こう”したい」と妥協点を探していくのが別れを回避する方法。

もしそれでも彼のほうが譲らないようであれば、あなたが我慢するか別れを検討するべきでしょう。

喧嘩で一番やってはいけないのは不満を貯めることです。

良いケンカはより深い仲に(photo by tverdohlib/Fotolia)
良いケンカはより深い仲に(photo by tverdohlib/Fotolia)
♥誤解やすれ違いで喧嘩にならないために

一番避けたい喧嘩は誤解やすれ違いで起きた、どちらも悪くないパターン。

そういった喧嘩はどちらも悪いと感じていないので、ストレスを溜め体力を使う不毛なものになりがちです。

これらの内容の喧嘩は避けるのがベストですが、どうしても起きてしまう場合もありますよね。

もしあなたの誤解などで喧嘩が起きてしまったら、素直に謝るのがベスト。

勘違いをしてしまったことを謝りつつ、今後同じ事がないように話すようにしましょう。

長く付き合うだけ喧嘩は多くなりますが、それはお互いを理解し合うキッカケになります。

短い期間では得られない信頼関係が築けていくはずですよ。

♥喧嘩は多くても月1回程度に

カップルにどれくらいの頻度で喧嘩をするか聞いてみると、「ほとんどしない」という人が多くいました。

もちろん喧嘩をせずに強い信頼関係が築けているならそれに越したことはありません。

しかし、喧嘩をしてしまうと言う人はどれくらいの頻度なのでしょうか。

週1回喧嘩するというカップルが多数とやや多い結果に。

本音をぶつけあう喧嘩はそれほどないはずです。

週1回喧嘩しているのであれば、喧嘩が当たり前になっていて“悪い喧嘩”をしている可能性が大。

多くても月1回程度の頻度がいいでしょう。

それくらいの頻度であれば、自分自身を見直す良いキッカケにもなるはずです。

♥“良い喧嘩”でより深い中に

喧嘩は色々な原因で起こりえます。

全く喧嘩をしないというカップルはいないでしょう。

どんなに仲が良くても喧嘩が起こってしまった時は、感情的にならず彼がどう考えているのを理解するように務めてください。

最悪の場合喧嘩が原因で別れる可能性もあるので言いたい事は言いつつ、後悔が残らないようにしましょう。

喧嘩をすることが必ずしも悪いとは限りません。

知らなかった彼の本心が見えるかもしれませんし、自分の本心を彼に伝える場にもなります。

喧嘩を今後の関係に活かせていけるように、良い喧嘩を目指してくださいね。(modelpress編集部)

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