NGT48山口真帆、卒業発表「今まで黙っていた思いを言いたいと思います」<コメント全文>


【山口真帆・長谷川玲奈・菅原りこ/モデルプレス=4月22日】4月21日、新潟市のNGT48劇場にて、チームNIII「誇りの丘」およびチームG「逆上がり」公演の千秋楽公演が開催された。チームG「逆上がり」公演では、長谷川玲奈、菅原りこ、山口真帆(発表順)の3名がグループからの卒業を発表した。3人は5月18日に卒業公演を行うという。

山口真帆(C)AKS
山口真帆(C)AKS
◆長谷川玲奈コメント(抜粋)

長谷川玲奈 (C)AKS
長谷川玲奈 (C)AKS
昨年の(AKB48世界選抜)総選挙のランクインからアイカブの声優のお仕事や、これからもっともっと頑張らなきゃいけない時に急な発表となってしまい、そして、この状況で皆さんにたくさんの不安や悲しい気持ちにさせてしまい、本当に申し訳ございません。私は本当にチームGが大好きで、チームGになれてすごく幸せでした。残りわずかのアイドル活動ですが、最後まで私らしく全力で頑張っていきたいと思うので、これからも応援していただけたら嬉しいです。本当にありがとうございました。

■菅原りこコメント(抜粋)

菅原りこ (C)AKS
菅原りこ (C)AKS
私はたくさんの方々に笑顔・勇気、そして強い心をいただいてきました。私が辛い時も、皆さんから届いたたくさんのお手紙や、握手会などでの温かいお言葉、そして⼀緒に頑張ろうって言ってくれた言葉、ずっとずっと忘れません。これからも、こんな私を支えてくださって応援してくださる皆さまと⼀緒に、また⼀緒の夢を追いかけて行けたらいいなと思います。本当に私に笑顔や感謝の気持ちをくれてありがとうございました。

絶対に次また皆さんと会った時には必ず全力の笑顔を私に⾒せていただけるように、これからも上を向いて、⼀歩ずつでも少しずつでも前に向かって進めるように頑張って行きたいと思います。今までの皆さま方からの支えが、ずっと私の宝物でもあります。ですので、皆さま方もどうか私のことを大切にずっと思ってくださったら嬉しいです。本当にありがとうございます。

■山口真帆 コメント(全文)

山口真帆(C)AKS
山口真帆(C)AKS
私、山口真帆はNGT48を卒業します。今日はちゃんと紙に書いてきたので、皆さんへ今まで黙っていた思いを言いたいと思います。

私はアイドル、そしてこのグループが大好きでした。だからこそ、このグループに変わってほしかったし、自分が辛かったからこそ、大切な仲間たちに同じ思いをしてほしくないと全てを捨てる覚悟で取った行動でした。 事件のことを発信した際、社長には「不起訴になったことで事件じゃないということだ」と言われ、そして今は会社を攻撃する加害者だとまで言われていますが、ただメンバーを守りたい、真面目に活動したい、健全なアイドル活動ができる場所であってほしかっただけで、何をしても不問なこのグループに、もうここには私がアイドルをできる居場所はなくなってしまいました。

目を逸らしてはいけない問題に対して、「逸らさないなら辞めろ。新生NGT48を始められない」というのが、このグループの答えでした。

だけど、この環境を変えなければまた同じことが繰り返されると思い、今日までずっと耐えて最善を尽くしましたが、私にできたことはほんのわずかなことでした。 私には人の命より大切なものがなにか分かりません。大切な仲間たちが安全にアイドルをできる毎日になってほしいと心から願っています。

そして、私がこうして世間に発信してからも寄り添ってくれたのは、(長谷川)玲奈と(菅原)りこと もふ(村雲颯香)でした。みんなの今後が決まったらこの発表をすると決めていました。

今の私にNGT48のためにできることは、卒業しかありません。

ファンの皆さまには、本当に申し訳ないと思っております。 たくさんの⽅が応援してくれて、私のもとには同じような被害に遭った方からのメッセージが寄せられ、私を見てて勇気や元気が出たという方もいました。ですが、結果的にこのような形になったこと、そのような方たちの希望も無くしてしまったんではないかと申し訳ない気持ちでいっぱいです。

正しいことをしている人が報われない世の中でも、正しいことをしている人が損をしてしまう世の中ではあってはいけないと私は思います。

たくさんの方が私のために自分の時間を削って、私のことを支えてくれました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。今後は皆さんのご自身ために、楽しいことに時間を使い、幸せになってほしいです。皆さんが私に幸せになってほしいと願ってくれたように私もそう願っています。

そして、私を今まで支えてくださったファンの皆さん、このような形で卒業することになってしまい、本当に申し訳ありません。以前のように歌って踊って、毎週のように握手会があって、お互いに「またね」と言い合いたいのですが、5月5日と6日で最後の握手会となります。今までお休みをさせていただいた握手会も、そこで振り替えをさせていただきます。そこで「またね」の続きができたら嬉しいなと思います。

そこでは⼀緒に夢の話をしましょう。 最終活動日は、(長谷川)玲奈と(菅原)りこと⼀緒に5月18日の卒業公演になります。怪我で今日の公演に出られていなかった りことリハビリを頑張って、またステージで笑顔で、今度は夢に向かって歩いていく姿を皆さんに見せることができたら嬉しいです。

私がこれからできることは、今の苦しい姿ではなくて、笑顔で幸せな姿を見せて、皆さんに元気を与えることだと思います。皆さんが私を助けてくれたように、私も困っている人に手を差し伸べられる人でありたいなと思います。

そして、今回のことで私はNGT48にならなきゃ良かったんじゃないかなって思うこともありました。だけどやっぱり、こうやってみんなでステージに立って、みんなで公演をして、ファンの方に声援を頂いて、メンバーのみんなやファンの皆さんと出会えたことが幸せです。NGT48になって良かったと思います。

メンバーの皆にも、ファンの皆さんにも、これからの人生を真っ直ぐに生きて、みんなには笑顔で笑っていてほしいなと思います。 残り1か月もありませんが、最後まで⼀人の人として、NGT48 として、皆さんに今度は笑顔でまたお会いできたら嬉しいなと思っています。あと少しの間ですが、どうぞよろしくお願いいたします。

山口真帆(C)AKS
山口真帆(C)AKS
■本間日陽コメント(抜粋)

本間日陽 (C)AKS
本間日陽 (C)AKS
昨年の4月の単独コンサートの組閣でチームGが結成されることが発表されて、このメンバーが集まりました。最初はわたしもキャプテンをやることは決まってなかったんですけれど、5月中にキャプテンそして副キャプテンの指名を受けてこのチームを引っ張っていくことを決意しました。

でも私はチームを引っ張っていくというより、チームGのメンバーはみんなで⼀緒のスタートだったから、みんなで作るチームにしたいなと思ってここまでやってきました。MCとか聞いていても、チームG でよかったなって思う瞬間がたくさんあったし、思い返せばたのしいことばっかりで、本当に、本当にチームGでよかったなと思いますし、私自身チームGのキャプテンになれたことは本当に幸せだなと思います。

チームGは今日で無くなってしまいますが、これからもNGT48は続いていきます。皆さんの中でチームGをいつまでも、いつまでも、心の中にとどめておいてもらえたら私達チームGは本当に幸せな気持ちでいっぱいです。

■加藤美南コメント(抜粋)

加藤美南(C)AKS
加藤美南(C)AKS
今日で千秋楽となりましたが、皆さんが来てくださるおかげで私たちもステージでパフォーマンスすることができます。これからこのNIIIで活動してきたことを種にNGT48 としてもう⼀回ステップを踏んで、今度はみんなで頑張っていきたいと思いますので、引き続き応援よろしくお願いいたします。本当にありがとうございました。

■柏木由紀(同日をもって兼任解除)コメント(抜粋)

柏木由紀(C)AKS
柏木由紀(C)AKS
今日千秋楽を迎えてチームは無くなりますけど、逆に全員がNGT48のメンバーなんだ、⼀員なんだっていう自信を持って、みんななりのNGT48を作っていって欲しいなと思います。皆さんにもぜひ⼀番近くにいて支えて欲しいなと思います。これからの新生NGT48の応援を皆さんどうぞよろしくお願いいたします。本当に皆さんお世話になりました。ありがとうございました。

■早川麻依子NGT48劇場支配人挨拶(一部抜粋)

早川麻依子支配人(C)AKS
早川麻依子支配人(C)AKS
2015年の結成以来、温かい応援・ご声援をたまわりました、ファンの皆様、新潟県の皆様におきましては、今回の件、およびその後の運営の対応の不備により、信頼を大きく裏切る形となりましたことを、心よりお詫び申し上げます。大変申し訳ございませんでした。

今回の件の発生の原因でもありました、運営体制の不備、セキュリティの不備、メンバーとのコミュニケーション不足などの改善につきましては、日々取り組んでおり、NGT48が皆様からもう⼀度愛される存在になれるように、引き続き向き合って参りますので、どうか見守っていただけますと幸いです。

そして、このような急な形で、チーム公演の千秋楽を行いますことをあらためて深くお詫び申し上げます。私は支配人に就任してから、チームとして活動するメンバーを見る機会が今までありませんでしたが、今回の千秋楽に向けて、チームとして楽しそうにしているメンバーを見て、チームの良さを改めて感じました。
でも今は、チームとしての活動よりも、皆様に心から応援していただけるNGT48になるために、やらなければいけないことがたくさんあると思います。それには多くの時間が必要だと考えております。その第⼀歩としてチーム制度をやめ、「NGT48 一期生」と「NGT48 研究生」として、気持ちを新たに、再スタートに向けた準備を整えたいと考えております。

チームNIII、チームGを応援してくださった皆様や、チームNIII、チームGのことが大好きで、大切に思っていたメンバーには、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいですが、どうかご理解の程よろしくお願い申し上げます。

私はまだ、劇場支配人として未熟なことは痛感しておりますが、メンバー、スタッフとともに、⼀歩づつ前に進んでいけたらと思っておりますので、温かい⽬で見守っていただけたら幸いです。

【山口真帆】
1995年9月17日生まれ
青森県出身
2015年、NGT48第1期生オーディション最終審査に合格し、同年8月NGT48のメンバーとしてお披露目された。2016年1月に正規メンバーへ昇格し、2017年1月NGTのデビュー曲で選抜メンバーに初めて選出。2018年7月、新チームGの副キャプテンとして就任した。

【長谷川玲奈】
2001年3月15日生まれ
新潟県出身
2015年、NGT48第1期生オーディション最終審査に合格し、同年8月NGT48のメンバーとしてお披露目された。2016年1月に正規メンバーへ昇格し、2017年1月、NGTのデビュー曲で選抜メンバーに初めて選出。2018年には韓国での「PRODUCE48」にも挑戦。同年7月より新チームG所属となった。

【菅原りこ】
2000年11月23日生まれ
新潟県出身
2015年、NGT48第1期生オーディション最終審査に合格し、同年8月NGT48のメンバーとしてお披露目された。2016年1月に正規メンバーへ昇格し、2017年1月NGTのデビュー曲で選抜メンバーに初めて選出。2018年7月より新チームG所属となった。

◆NGT48、山口真帆の暴行被害騒動

山口が自宅玄関で男2人から暴行を受けるという被害に遭っていたことが発覚。1月10日、新潟県で行われた劇場公演に参加した山口は「お騒がせして申し訳ありません」と詫び、NGT48を運営するAKSは公演後、NGT48の公式サイトにて「山口真帆に関わる一連の騒動についてのご報告」としてコメントを発表。

事件の詳細を説明し騒動を謝罪するとともに、一部で疑われていたメンバーの関連性について「メンバーの1名が、男から道で声をかけられ、山口真帆の自宅は知らないものの、推測出来るような帰宅時間を伝えてしまったことを確認しました」と認めていた。

さらに1月14日、ネット上では様々な憶測が広がるなど騒動が収束していないことを受け、「今後のNGT48の運営体制については、今村悦朗支配人は異動。早川麻依子を新支配人、岡田剛を新副支配人として新たにスタートすることに致しました」と現支配人の異動と、新支配人、新副支配人が就任した。

2月1日、暴行被害事件を受けて第三者委員会を設置することを発表。調査期間については「1ヵ月半を目処」と公表し、調査終了後には「速やかに、第三者委員会から当社取締役会へ報告を受けることになっており、当社から改めて皆様へご報告させて頂く予定です」としていた。

3月21日、第三者委員会の調査報告書が公開され、メンバーの関与を否定、さらにファンとの私的領域での接触があったメンバーへの責任も不問となった。22日にAKSは調査報告書説明のための記者会見を実施。記者会見中に山口がリアルタイムで報告書の内容の不当性を訴えるツイートをするなどAKS側と山口側の見解の違いが浮き彫りとなっていた。

4月17日、公式サイトにて、山口が21日に約3ヶ月ぶりに劇場公演に出演することが発表された。(modelpress編集部)

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