木村文乃「世にも奇妙な物語」で初主演 ハートフルな不可思議物語


【木村文乃/モデルプレス=5月22日】女優の木村文乃が6月8日放送の『世にも奇妙な物語’19雨の特別編』(フジテレビ系、21時~)の『人間の種』で主演を務める。

木村文乃(C)フジテレビ
木村文乃(C)フジテレビ
短編ドラマをオムニバス形式で放送する『世にも奇妙な物語』は、毎回、斬新で多様なラインナップをとりそろえ、おなじみのストーリーテラー・タモリと豪華キャストが“奇妙な世界”へといざなう人気シリーズ。

今回の『世にも奇妙な物語’19雨の特別編』では、郷ひろみが戦隊ヒーローを演じるユーモラスな『永遠のヒーロー』、吉田羊が神隠しにあった息子の母を演じる『しらず森』といった個性的な作品を放送するが、このたびハートフルな不可思議物語『人間の種』で木村が同シリーズ初の主演を務めることが決定した。木村は、とある事情で結婚という幸せに踏み切れないOLを演じる。

『人間の種』より(C)フジテレビ
『人間の種』より(C)フジテレビ
また、植物として生まれ変わる木村の母親役をNHK連続テレビ小説『なつぞら』のヒロインの子役時代で話題をさらった粟野咲莉ほか、難しい役どころを演じ10代でありながら異彩を放つ演技で注目を集める山田杏奈、数々の映画・ドラマに出演し多彩な役どころで実力派女優として活躍する岡本玲らが、頭から芽が出た不思議な姿で演じる。

『人間の種』より(C)フジテレビ
『人間の種』より(C)フジテレビ
『人間の種』より(C)フジテレビ
『人間の種』より(C)フジテレビ
◆木村文乃主演『人間の種』ストーリー

デザイン会社に勤めるごく普通のOL春田緑(はるたみどり/木村文乃)は、3年以上つきあった恋人からプロポーズされるも、返事をすることができなかった。誰にも言えない悩みを抱えたまま帰路に着いたその夜、「幸せの種」という名の植物の種を思わず購入する。

ある日の夕方、ふと、その種を植えた花壇の土から何かが飛び出しているのに気づく。よく見るとそれは子どもの手で…。恐る恐る土を掘るとそこには人間の頭が?それは頭から芽を生やし、白いワンピースを着た少女・希(のぞみ・粟野咲莉)だった。

不思議な少女は、泥を払いながら居間にある家族写真を手に取る。「あなた誰…?」と尋ねる緑に「あなたのお母さん。緑が種を植えてくれたんでしょう?」と希。ふと種の袋を見ると「あなたにとって必要な花が咲きます。花の種類:人間」と書いてある。

信じられないと驚く緑をしり目に、母親しか知りえないことを次々話し出す希。「緑が大好きだったロールキャベツ作ってあげる」と台所に立って料理までし始める始末。その日から、娘・緑と頭に芽の生えた母・希の不思議な親子生活が始まったが…。

今回が『世にも奇妙な物語』単独初主演となる木村。現在、ヒロインを演じた映画『居眠り磐音』が公開中のほか、フジテレビ開局60周年特別企画『大奥 最終章』で主人公の側室・久免を演じ、話題をさらったことも記憶に新しい。今作では、植物として生まれ変わった母と暮らし始めた娘・緑に、最後、驚きの展開が待ち受ける。不思議な母との暮らしを通じて徐々に明かされていく主人公の思いを木村がどのように演じるか、注目だ。(modelpress編集部)

木村文乃(C)フジテレビ
木村文乃(C)フジテレビ
粟野咲莉(C)フジテレビ
粟野咲莉(C)フジテレビ
■木村文乃 コメント

― 『世にも奇妙な物語』初主演となりますが、お気持はいかがですか。

どんな怖い目にあうのかと思いきや、とても心温まるお話を任せていただいたのでホッとしています。

― ご自身の役どころについて、どのように演じましたか?

(母親の)緑がちゃんと幸せになれるように、最後は笑ってありがとうって言える様に組み立てました。

― 『世にも』チームや共演者との撮影はいかがでしたか?

とにかく和気藹々(あいあい)としたチームで、短い撮影期間ではありましたが楽しくぎゅっと詰まった日々でした。

― 個人的に注目のシーンは?

今回出演させていただいた『人間の種』自体は怖くないお話で、ハートウォーミングなお話です。心が通うシーンを楽しんでいただけたらと思います。

― 楽しみにしている視聴者にメッセージをお願いします。

『世にも奇妙な物語』らしい奇妙な作品になっております。是非お楽しみにして下さい。

■粟野咲莉 コメント

『世にも奇妙な物語』なので、怖い役をやるのかな?と思いながら台本を読み始めましたが、思っていた感じとは違って、読みながら泣いてしまいました。自分とお母さんにこんなことが起きたらと思ったら、涙が出てしまいました。(木村文乃さんについて)私がこんな綺麗な方のお母さんになるのか!と不思議な感じがして緊張しました。でも、撮影の合間に私の足にタオルを掛けてくださったり、お話ししてくださったり、木村さんがお母さんみたいな感じに優しくしてくださって、とてもうれしかったです。(母親役をやることについて)はじめてお母さん役に挑戦しました。お母さんの感じを出すために、なるべく落ち着いたお芝居をするようにしました。初めてやったお母さん役ですが、お料理もしてとても楽しかったです。皆さんにお母さんらしさが伝わるといいなと、少しドキドキしています。登場シーンと衣装がおもしろいので、注目してもらえたらうれしいです。

■山田杏奈 コメント

欠かさず見ている大好きな『世にも奇妙な物語』の世界に加わることができてとても感慨深いです。頭から芽の生えた、土から出てきた母親という役には驚きましたが、声のトーンなどを意識してチャーミングなかわいらしいお母さんに見えたらいいなと思いながらやらせていただきました。木村さんとご一緒させていただくと聞いてとても緊張していましたが、本当に穏やかに優しく接してくださりリラックスして現場にいることができました。母親ということに違和感がもっとあるものかと思っていましたが、木村さんとの掛け合いの中で自然と親子なんだと思うことができました。今から、私自身仕上がりがとても楽しみです。是非ご覧ください!

■岡本玲 コメント

ちょっぴり怖いけど見ずにはいられない『世にも奇妙な物語』。心に残って忘れられないお話が、誰にでもひとつはあるのではないでしょうか?私も子供の頃から毎シーズン楽しみに見ていたので、今回お声をかけていただきとてもうれしい思いでいっぱいでした。この『人間の種』は、数ある物語の中でもとてもハートフルなお話です。最初に台本を読んだ時に思わず目頭が熱くなったその想(おも)いや熱量を、そのまま飾らず皆様にお届けできればと、撮影に挑ませていただきました。木村文乃さんとは初共演でしたが、母親役という本来ならなかなか機会がないであろう役割を演じられたのも面白かったですし、雨降らしの限られた時間の中で一緒につくらせていただいた空間はとても密度の濃い、かけがえのないシーンになったと思います。ぜひ腰をすえて、ゆっくり見ていただきたいです。

■編成企画:狩野雄太氏(フジテレビ編成部)コメント

もしも花の種から人間が生えてきたら…という着想で、そこから母娘が伝える事が出来なかった本当の想(おも)いを伝えるまでのストーリーになりました。花の母親という奇妙なキャラクターと物語の結末に悩み、何度も改稿を重ねて出来上がりました。木村文乃さんは、凛(りん)とした中にも柔らかさを感じる雰囲気を持っている方だと思っており、結婚に躊躇(ちゅうちょ)する主人公の繊細な気持ちを表現できると思い、ご出演をお願いしました。また栗野咲莉さんも、山田杏奈さんも娘より年下の母親役という難しい設定ですが、お二方とも抜群の演技力を持っておられるので素敵な芝居が繰り広げられると思います。また岡本玲さんにはクライマックスの非常に大事なシーンを演じていただきます。最近、娘の結婚式に出席された河野監督がどのように撮るのか、そして奇妙な母娘の結末はどのように迎えるのか?是非リアルタイムでご覧いただければと思います。

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