市川海老蔵、大河ドラマ語りに抜擢「ダメ元でオファー」<麒麟がくる>


【麒麟がくる・市川海老蔵/モデルプレス=6月17日】俳優の長谷川博己が主演を務める2020年大河ドラマ「麒麟がくる」の新たな出演者発表会見が17日、東京・渋谷のNHKにて行われ、語りを市川海老蔵(13代目市川團十郎白猿)が務めることが発表された。

2017年11月撮影/市川海老蔵 (C)モデルプレス
2017年11月撮影/市川海老蔵 (C)モデルプレス
◆市川海老蔵、大河ドラマ語りに抜擢

海老蔵は、会見には出席しなかったが、「2020年はオリンピックの年であり、私事ではありますが襲名の年でもあります。そのような節目の年にこのような大役をいただき、大変光栄に思っております。魅力的な作品づくりの一助となるよう、精一杯勤めさせていただきます」とコメントを寄せた。

制作統括の落合将氏は、会見後の囲み取材で、起用理由について「今回はベテランの方という選択肢もあったけど、若々しいエネルギッシュな語りがほしい。語りもCMなどでやっていらして、声質と語り口が重厚かつ大河にぴったり」と説明。

海老蔵にとって襲名という節目の年となり、ダメ元でオファーをしたというが、「引き受けてくれて嬉しい」と話し、「今回は語りに徹してもらう」とした。

◆2020年大河ドラマ「麒麟がくる」

(後列左から)眞島秀和、谷原章介、滝藤賢一、佐々木蔵之介、片岡愛之助、村田雄浩、徳重聡(前列左から)吉田鋼太郎、檀れい、長谷川博己、木村文乃、南果歩 (C)モデルプレス
(後列左から)眞島秀和、谷原章介、滝藤賢一、佐々木蔵之介、片岡愛之助、村田雄浩、徳重聡(前列左から)吉田鋼太郎、檀れい、長谷川博己、木村文乃、南果歩 (C)モデルプレス
記念すべき2回目の東京オリンピックが行われるメモリアル・イヤー2020年に放送する「麒麟がくる」は、第29作「太平記」を手がけた池端俊策氏のオリジナル脚本。大河ドラマとしては初めて主役となる明智光秀を長谷川が演じ、その謎めいた前半生に光があてられる。

今回、新たに出演が発表となったのは「美濃国」から光秀の正室・煕子役の木村文乃、“守護代”斎藤道三の側室・深芳野役の南果歩、美濃三人衆と呼ばれた斎藤道三有力家臣の1人・稲葉良通役の村田雄浩、明智家に仕える家臣・藤田伝吾役の徳重聡、「駿河」から“海道一の弓取り”の異名を持ち、強大な軍事力を持つ有力戦国大名・今川義元役の片岡愛之助、「尾張」から織田信秀の継室であり、信長とその弟・信勝(信行)の生母・土田御前役の檀れい、藤吉郎(のちの豊臣秀吉)役の佐々木蔵之介、「大和」から13代目将軍足利義輝の弟・足利義昭役の滝藤賢一、「京」から室町幕府末期の幕臣(将軍奉公衆)・三淵藤英役の谷原章介、光秀の生涯の盟友・細川藤孝(幽斎)役の眞島秀和、主に幾内を中心に勢力を広める戦国武将・松永久秀役の吉田鋼太郎の計11人。

題字は中塚翠涛氏が手がけた。(modelpress編集部)



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