競馬場コース解説

東京芝2000m

東京芝2000m
スタート地点は1コーナー奥のポケット。スタート後、約100m進んだところに左へ曲がる大きなカーブがある。向正面の長い直線を走り、3コーナー手前にさしかかるところで緩い上り坂。3~4コーナーにかけては下り坂になっている。最後の直線に入ると、途中からなだらかな上り坂(高低差2.1m)。東京競馬場全体の高低差は2.7mある。最後の直線距離は525.9mで、新潟の外回りコースに次ぐ長さ。仮柵によるコース設定はA、B、C、Dの4パターン。3mごとに幅員が異なる。例年、Dコースは1~2月に使用され、芝内側部分を保護している。

2コーナーのカーブが大きな鬼門となるコース。スタート直後は馬群がかたまり気味になってしまうので、多頭数の大外枠は距離ロスを強いられることになり、非常に厳しい。向正面の直線に入ってもペースがあまり上がらないため、基本的にはスローの展開が多くなり、最後は決め手が問われる。ただ、前後半3ハロンの時計はクラスによる差はあまりない。中盤の厳しさがクラスの差につながる。天皇賞(秋)では1分58秒を切る速い時計が求められる。

馬場が良好なときは逃げ・先行馬が非常に有利。馬場が少し痛むCコース、Dコースの時期になると逃げ馬が苦しくなり、差し馬の好走が増えてくる。追い込み馬は常に不利。直線距離が長くても、前の馬はそう簡単に止まらない。
有利な枠順 外枠が不利
有利な脚質 逃げ~先行
ポイント 枠順、決め手

種牡馬成績ベスト5


種牡馬 勝率 連対率 複勝率
着別度数 単/複回値
1 ディープインパクト 9.2% 24.1% 33.9%
16- 26- 17-115/174 37/63
2 ハーツクライ 10.6% 21.2% 33.3%
14- 14- 16- 88/132 54/56
3 モーリス 23.4% 40.4% 48.9%
11- 8- 4- 24/ 47 86/106
4 ドゥラメンテ 18.2% 21.8% 29.1%
10- 2- 4- 39/ 55 105/102
5 キズナ 16.7% 29.2% 37.5%
8- 6- 4- 30/ 48 256/124

【対象期間:2020年1月1日~2023年7月31日】
  DataLab.ソフト『TARGET frontier JV』より抽出


クラス別水準ラップ(3F-4F-3F)と勝ち時計

2歳OP特別・重賞
3歳以上1勝クラス 36.6-50.0-34.6=2.01.2
3歳以上2勝クラス 36.7-49.3-34.7=2.00.7
3歳以上準OP・OP特別 36.6-49.2-34.4=2.00.2
3歳以上重賞 36.0-48.5-34.8=1.59.3

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