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取材記事

【作品概要】
家族を皆殺しにした親日派を探し、60年間計画してきた復讐を敢行するアルツハイマー型認知症患者ピルジュ(イ・ソンミン)と、思いがけず彼の復讐に巻き込まれてしまった20代の親友インギュ(ナム・ジュヒョク)の物語を描く。


Q:ご挨拶をお願いします。


イ・ソンミン「ハン・ピルジュ役を演じたイ・ソンミンです」


ナム・ジュヒョク「インギュ役を演じたナム・ジュヒョクです。お会いできて嬉しいです」

Q:映画を観た感想を聞かせてください。

ナム・ジュヒョク「撮影を終えて2年越しに完成した映画を観ました。撮影時はインギュの立場、視線でどうすればよく表現できるかを悩みながら演じましたが、今日は楽しみながら観ました」

イ・ソンミン「今日、完成した映画を初めて観ました。シナリオを読んだ時も、撮影しながらも、この物語は今の若い観客を説得できるのかな?どうすれば説得力を持てるかを悩みました。

ハン・ピルジュとインギュがよく調和しているので、今の時代を生きている若者もこの映画に没入し、理解できるのではないかと期待しています」

Q:監督、日帝強占期を題材にしたきっかけと、観客にどんなメッセージを伝えたかったのかを教えてください。

監督「必ず必要というより、今の社会を生きていきながら一度は考えたことがある、もしくは考えられる物語だと思います。僕たちが勉強し、生きながら感じてきたことなどを自然と話し合えればと思いました。

親日派は必ず処断しなければならないということより、私たちはどう見るべきか?なぜこうなって、どうすればいいのかを、ハン・ピルジュを通して考えてみてほしいと思いました。

現代に残っている日帝の残滓や、事の正否は何なのか?ピルジュの私的復讐は正しいとみるべきか?など、考えるきっかけを作りたいと思いました」



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