体や心の痛覚が刺激されて痛みを感じる痛いという表現とは違って、本人は格好いい、似合っていると思っていることが、周りから見ると非常識で痛々しく感じることも「イタい」と表現します。女性も年齢を重ねていくと、ファッションや行動に気をつけないと「イタい」と感じられてしまうことがあるようです。10～40代の男性にそんな痛々しいアラサー女性について聞いてみました。

 

■質問内容

男性に質問！「マジでイタい」と思うアラサー女性の行動はどれですか。3つ以内でお選びください。

 

■調査結果

1位：年相応でない若作りファッションをする 22.0％
2位：上から目線で話す 20.0％
2位：婚活に必死 20.0％
4位：自分のことを名前で呼ぶ 18.0％
4位：自撮りをSNSにアップする 18.0％
6位：イケメン好きを公言する 16.0％
6位：写真を加工しまくる 16.0％
8位：人前でメイクする 14.0％
8位：自分はモテるアピールをする 14.0％
8位：男性にガツガツアタックする 14.0％

 

●似合っていればいいわけではないようで…

第1位は「若作りファッション」で、22%の男性が年齢を考えずに若作りなファッションをすることはイタいと考えていることが分かりました。20代後半からの女性のファッションは難しく、大人っぽくすると老けて見えるのではないかという恐怖と女性は戦っています。実際、若々しく見える女性のファッションは、トレンドをうまく取り入れつつ自分らしくアレンジするというお洒落上級者ですから、難しいですよね。

 

●舐められたくない年頃なのかも

第2位には「上から目線」と同率で「婚活に必死」がランクインしました。20代後半から30代前半は、女性も仕事が乗ってくる時期で重要なポストを与えられり、責任ある仕事を任せられることがあります。20代前半の後輩たちを指導して、動かしていくためには、少々上から目線の話し方になってしまっても仕方ないかも。でも、仕事以外の場所は別で、後輩と同じ目線で話すことができれば、素敵な先輩と言われるのでは。

 

また、この年代は結婚について真剣に考えたくなるし、親にうるさく言われていることも。出産を考えるなら、真剣に婚活する気持ちも理解してほしいですね。ただ、8位にもあるように、やたらと男性にガツガツとアタックするのはちょっと困りものです。本人にはそんな意識がないのに、必死に婚活しているように見えてしまうのは、確かに痛々しいかも。

 

 

■自分の立ち位置が難しい年代

ランクインした行動を見てみると、無理に若さを強調したり、背伸びして見せたり、自分の立ち位置に混乱している女性の姿が思い浮かびます。ただ若いだけの女性とは違うというアピールを、懸命にしているようですね。自分磨きをすることは素晴らしいことですが、やり方を間違えると男性の目にはイタく映るようです。

 

 

HORANE調べ
2020年3月
調査対象：10～40代の男性