喜怒哀楽が出ない三島が唯一見せた“怖すぎる瞬間”
人気芸人の皆さんに、自らの身の周りで起こった面白かった出来事・不思議な出来事などを自由に話してもらう「ちょっと聞いてもらえませんか?~芸人小噺~」。果たして、今回はどんなエピソードが飛び出すのか!?
今回、小噺を披露するのはこの人!
すゑひろがりず・三島達矢さん
昔やっていた万引きGメンのアルバイトで…
三島:私、すゑひろがりず・三島でございます〜!
南條:ポンポンッ(鼓音)。ヨイショ!
三島:今回は昔やっていたアルバイトの話をしようと思っておりまして。そのアルバイトというのが、ドンキ・ホーテでですね、万引きを捕まえる仕事をやっていたんですけども。
南條:あぁ、なんか言ってましたねそんなこと。
三島:普段、相方の南條からは『お前、喜怒哀楽が出ないな』と言われるんですけど、万引きGメンの時だけ凄い喜怒哀楽が出るんですよ僕。なんか変な正義感が出ちゃうんでしょうけど。本当にそれこそ万引き犯を50人くらい捕まえてるんです。
南條:それはメチャメチャ凄いね!
三島:万引きGメンって、万引き犯を捕まえてから警察を呼んで警察に引き渡すまでがGメンの仕事なんですけど。ドンキには捕まえてから引き渡すまでの間に犯人を待機させておく場所があって。勝手口を通って、裏の業務用エレベーターで個室みたいな所に連れていくんですけど。この動線の間だけ、僕メチャクチャ厳しくなるんですよ。
まず、2度と万引きをさせたくないという気持ちから、相手の後ろからヘッドロックのような感じで頭を押さえて、耳元で囁くんです。
『お前の人生終わったな。2度と家に帰れると思うなよ』って。すごく怖い感じのトーンでボソボソ言っちゃうんですよ僕。自分も相手も怖くてメチャメチャ震えてますし、なんでこんなことなるか分からないんですけど。万引きGメンの時だけかなり感情が出てしまう瞬間があったという話です。
南條:ポンポンッ(鼓音)。いやあ、怖いですねえ。
三島:多分僕に捕まった人は、2度と万引きしないと思いますよ。だって犯人の子なんて怖くて震え倒してましたから。そりゃあ、『2度と家に帰れると思うなよ』って低く落ち着いたトーンで言われたら怖いですよね。
以上、すゑひろがりず・三島達矢さんの「ちょっと聞いてもらえませんか?~芸人小噺~」でした!
次回もお楽しみに!
(文・田口拓也/辻健一)
動画1分あたりのデータ量目安は最大3.6MBです
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