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ブレーク時の営業でのゲスエピソード

人気芸人の皆さんに、自らの身の周りで起こった面白かった出来事・不思議な出来事などを自由に話してもらう「ちょっと聞いてもらえませんか?~芸人小噺~」。果たして、今回はどんなエピソードが飛び出すのか!?

今回、小噺を披露するのはこの人!

バンビーノ・石山タオルさん

 

 

多忙すぎてモチベーションが下がる相方・藤田に施した作戦は…

 

石山:僕らバンビーノって言うんですけど、5年くらい前にね、「ダンソン」のネタでダントツでぶっちぎりでブレイクしまして。そこから営業がたくさん増えたんですよ。それで数ある営業の中でも1個だけ心に残る営業がありまして。僕たち最近の営業で、子供に動物のお面を被らせて狩るというパッケージをやっているんです。
あれは熊本県の営業ですかね。9歳くらいの女の子にお面を被らせてニーブラをして、お面をとって「どうでしたか?」って聞くんですね。そしたら、「枕みたい!」って言ってくれたんですね。僕のニーブラが優しくて、柔らかくて枕みたいだと。
その時はちょうど夏だったので、「臭くなかったかな?」って気になっちゃったんです。それなのに、その女の子は「夢が叶いました!」って家族とか他のお客さんの前で言ってくれるんですよ。その時に、自分が臭かったりしたら、子供の夢を壊してしまうと思って、そこからダンソンする時は、必ずフレグランス的なものをするようになったんです。
だから僕みたいなガチムチな奴が踊ると、おそらく汗臭いだろうと、そういうイメージがあると思うんですけど、実際はすごくイイ匂いだということを皆さんに分かって欲しいなと思うんですけど。
藤田:そうですね、確かにイイ匂いしますね。
石山:あと、当時はニーブラ写メ会という、今思い返すとなんてことをしていたんだろうと思うような過去がありまして。それはDVDを買ってきてくれた人に、ニーブラをして写真を撮るみたいなことなんです。それで、人によっては相方の藤田くんをニーブラしてもイイよ、みたいなことをしていまして。
僕らがブレイクしていた当時、1日に13本、14本くらいの仕事をしていたんですよ。なので、楽しみがなくて、藤田くんが疲れてだんだんモチベーションが下がってくるんですね。なのでそういう時は、可愛い子が「ニーブラしてください」って来てくれたら、「いや、ニーブラをしてあげた方がいいんじゃないですか」って言うんですね。すると、その可愛い子が藤田くんにニーブラをするんです。そうすることで藤田くんがどんどんやる気が出てくるというか。
藤田:おい、言うなよ!
石山:藤田くんも、そういう可愛い子が来た時は、グイグイ自分から頭を寄せて近づいて行ってたので、「『ニーブラ』ってそういう意味じゃないよ」ってあの時は思っていたんですけど。
藤田:もういい!熊本の営業の話で終わり!
石山:あと、マンボウフェスの話だけしますね。その営業は、半島の海岸沿いの端っこでやる営業だったんですけど、2車線しかなくて、15時から出番なんですけど、14時57分くらいの時点で僕らが会場に到着していなかったんですよね。しかも、1km以上渋滞しちゃってて、車が止まっちゃったんです。
そこでブレークしたなと感じたことがあったんです。地元の警察の人が動いてくれまして、僕らの車だけが渋滞を抜け出して反対車線を通行止めにして逆走するというね。
それで追い抜きながら、追い抜く間際に僕らのことを観にきたお客さん達に手を振りながら会場に行って。そこの会場が6000人くらい集まってくれて、ダンソン踊って、全員がジャンプしたり盛り上がってくれたんですけどね、その時も藤田くんは麻痺してたんでしょうね。
藤田:いや、もう何もないよ、大丈夫よ。
石山:マンボウフェスっていうお祭りで、ネタをやってからブリを投げるっていう営業だったんですよ。なので藤田くんは鹿のお面でブリを投げて、僕と全く同じ給料をもらったというね。麻痺していたんでしょうね。
藤田:言い方あるだろうよ!

 

以上、バンビーノ・石山タオルさんの「ちょっと聞いてもらえませんか?~芸人小噺~」でした!
次回もお楽しみに!

 

(文・田口拓也/辻健一)

再生時間: 5分40秒
動画1分あたりのデータ量目安は最大3.6MBです

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