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息子が鬱だと思われて・・・

人気芸人の皆さんに、自らの身の周りで起こった面白かった出来事・不思議な出来事などを自由に話してもらう「ちょっと聞いてもらえませんか?~芸人小噺~」。果たして、今回はどんなエピソードが飛び出すのか!?

今回、小噺を披露するのはこの人!

トータルテンボス・藤田憲右さん

 

 

息子の担任から呼び出し!

 

藤田:うちの息子は小学校4年生なんですけど、YouTubeにすごくハマってるんですよ。中でも一番ハマっているのが、オジンオズボーンの篠宮君がやってる「ぱのみや」チャンネルっていう、難しい漢字をリズムに乗せて書けるようになるというものなんです。
それが楽しくてすごい見ているらしく、家のそこら中に「醤油」「薔薇」「檸檬」といったような、ありとあらゆる難しい漢字がめちゃくちゃ書いてあるんですよ。
ある時、息子の後にお風呂に入ったら、曇った鏡に「魑魅魍魎」「魑魅魍魎」「魑魅魍魎」ってむちゃくちゃ書いてあって、気持ち悪いってなりました(笑)。
それで、「何コレ?」って嫁に聞いたら、篠宮君のチャンネルにハマってるんだよって教えられて、「あ、そうなんだ」ってなったんです。
そんな話をした次の日、学校から電話があって、嫁が息子の担任から呼び出しを食らったんですよ。
それで、放課後に嫁が学校に行ったらその担任の先生に、息子はいないんですけど、息子の教室に案内されたって言うんですね。
そこで担任の先生から「お母さん、息子さんは家でどんな生活をしてますか?精神状態は大丈夫ですか?」と聞かれて、嫁は「まぁ、いたって普通で、明るく過ごしていますよ」と返したらしいんですよ。そうしたらその先生が、「実はですね、机の中からこんなものが見つかりまして…」と、一枚のプリントを出したそうなんです。
そのプリントの裏に「鬱」「鬱」「鬱」「鬱」「鬱」「鬱」って、「鬱」って漢字がずーっと書かれていて、これはもう只事じゃないと思った先生が、嫁を呼び出したってことだったんですよ(笑)。
嫁は、こういうチャンネルを見てて、難しい漢字を書くのにハマっていると説明したんですけど、漢字によっては教えるのを考えた方がいいなって話です(笑)。
ちなみに篠宮君には息子がハマっていることを伝えて、息子の誕生日に、息子の名前の漢字で作ってくれって頼んだんです。そうしたら篠宮君がウチの息子バージョンで作ってくれたのを動画に撮ってくれて、それを息子に見せたら「うわ、すっげー!」って、発狂するくらい喜んでましたね。

 

以上、トータルテンボス・藤田憲右さんの「ちょっと聞いてもらえませんか?~芸人小噺~」でした!
次回もお楽しみに!

 

(文・渡部隆太/辻健一)

再生時間: 3分25秒
動画1分あたりのデータ量目安は最大3.6MBです

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