JOOKEY(ジョーキー)

メニュー

過去に戻って、とろサ久保田さんをどつきたい【芸人ラブレター】

人気芸人達が、大好きな映画人へ向けてラブレターで愛を伝えるこの企画。
今回登場するのはこの人!


ミキ・亜生

今回、亜生さんがラブレターを書いた相手とは…?


トーマス・F・ウィルソン

主な出演作品

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ
『インフォーマント!』『デンジャラス・バディ』など

 

【亜生さんからトーマス・F・ウィルソンさんへのラブレター】

 

とろサーモン・久保田さんは可愛い 

 

  Q:最初にビフ(トーマス・F・ウィルソン)を見たときは、嫌いだったんですか?

亜生:最初は、ほんまに嫌いやったんですよ。もうほんまに嫌い!お兄ちゃんが小学校のときにイジめられてるのを見ていて…。ビフを見ると、いじめっ子を思い出してすごく嫌な気持ちになったんです。でも、大人になってからは「ビフってなんか憎めへんな」って思ってきました。ビフがいるから、この映画は成り立っていると考えるようになったんです。主人公のマーティは、プレーンなんですよね。ビフがいるからマーティの良さが引き立っている。
僕ね、結婚して子供が出来たら『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を観せたいんです。それで「お前ビフのこと嫌いやろ?」って言いたい。「めっちゃビフのこと嫌いやろ?でもな…大人になったらビフの良さが分かんねんで…」って教えたいんです(笑)。

 

  Q:亜生さんの周りには、ビフのような人がいますか?

亜生:それはもう、とろサーモンの久保田さんです!久保田さんは、いろんな人にクズって言われるんですけど、ほんまはめちゃくちゃいい人なんです。まさにビフですね!
テレビとか一緒に出ても、久保田さんってボロクソに言うんですよ。僕らのことをコテンパンにしてくる。でも、あれは愛です。僕らがどうしようもないから、罵ってくれている。僕らも久保田さんに対して、ガツンと言えるっていう立場を作ってもらっているから、テレビに呼んでもらえますしね。

僕ね、よく周りの人から久保田さんの悪口を言われるんですよ。僕の家の隣に住んでるおばちゃんが、めっちゃ久保田さんのことを嫌いで(笑)。「何であいつが M-1優勝したのか分からない!」ってめっちゃ言ってます。
でもね…僕がビフを好きなのと同じように、久保田さんのことをめっちゃ好きな人も多いんじゃないですか?ほんまはいい人ですよ、久保田さん。ほんまめっちゃ可愛い人です。

 

ビフ役のこの俳優、ビフと真逆の性格らしいで! 

 

  Q:トーマス・F・ウィルソンさんに今後演じてほしい役はありますか?

亜生:こんなに好きなのに、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』以外の出演作は知らないんですよ。そうだなぁ~、とにかく主役を見てみたいです。めちゃくちゃ男前な役とかやってほしいですね。

昴生:僕、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のスタッフインタビューを見たことあるんですけど、監督が言うにはビフ役のこの人、ビフと真逆の性格らしいで!めちゃくちゃ優しくて、めちゃくちゃおとなしいって(笑)。

亜生:ほら!もう優しさが画面に出てしもうてんねん!それが大人になったら分かってくる。

昴生:でも、監督は「『バック・トゥ・ザ・フューチャー』では、本人の優しい性格を全く出さないで演技をしたのを評価した」って言ってたで!その優しい部分が観ている側に伝わったらあかんやん!

亜生:でも、ビフがマーティをイジめるシーンとかは、彼自身の優しさのおかげで、ちょっとポップに観えるんですよ。ほんまに意地悪な人が演じていたら、もっと嫌なシーンになって、舌打ち出ちゃうかもしれない(笑)。やっぱり優しさが出ているのがいいでしょ。

 

タイムスリップ出来るなら、M-1決勝前

 

  Q:『バック・トゥ・ザ・フューチャー』といえばタイムマシンが登場しますが、もしタイムスリップするとしたら、どの時代に行きたいですか?

昴生:去年のM-1決勝の前に行けたら、久保田さんをどついて、漫才が出来ないようにしたらいい(笑)。

亜生:確かにM-1決勝前に戻るのはありかも。映画の中でビフもタイムマシンを使って過去に戻って、自分の未来を変えてましたよね。結果的に大金持ちになって嫌な男になってました。

昴生:そうやろ?久保田さんをどついたら、僕らが優勝したかもしれん。でもそれで大金を手にしたら、こっちがビフになっちゃうけど(笑)。

亜生:M-1って本当に刺激的で、ほんまに人生変わってしまうんですよ!優勝後の久保田さんは、仕事の予定で真っ黒になっているスケジュール帳をみんなに見せびらかしてますもん。やっぱり久保田さんは、ビフですね(笑)。

 

  Q:今年のM-1への意気込みは?

亜生今の段階では、ほんまに考えてないんですよ。去年、一昨年と僕らのなかで、グッとM-1のことばかり考えてしまったんです。「M-1に出ないといけない」「M-1が全て」って状態になってしまって…。それだけを目標にやってしまうと、漫才が窮屈に感じてしまうんです。だから今年は、あまりM-1のことを考えすぎず楽しんで、結果がついてきたらいいなと思ってます。

昴生:1年間漫才をやって、「最後にそういう大会あるから出てみよか?」みたいなノリでやりたいですね。M-1が全てじゃないから。とにかく漫才を楽しんでいきたいです。

以上、ミキ・亜生さんからトーマス・F・ウィルソンさんへのラブレターでした!
次回もお楽しみに!

(文・山口広太/辻健一)

新着記事

ピックアップ

激選ピックアップ‼人気芸人最新おすすめ記事

マイページに追加