減災カレンダー

01.17

阪神淡路大震災

震災の経験者

当時の被害経験を知る方は、現在どこにどれだけいるのでしょうか。ウェザーニュース会員の皆さんに、「震災当時、現地で被害を経験したか」どうかを伺ってみました。

上の図の赤い丸は、現地で被害を「経験した」と回答した方です。山形や秋田を除く、ほぼ全国に分布していることが分かります。

東日本大震災と比較すると、甚大な被害が発生したのは狭い範囲だったのにもかかわらず、被害経験をした人たちは22年経って、全国にいる事実がわかりました。

エリア別で見てみると、東日本にいる方は5%前後でした。兵庫を中心とした西のエリアの方が、多く分布していることがわかります。

また、震災を経験した方の割合が多い近畿エリアで、府県別に集計したところ、震災で甚大な被害がでた兵庫県で7割、そして隣の大阪府では6割という数字になりました。

つまり、兵庫県では4人に1人が震災の未経験者ということになります。

毎年転勤等による引っ越しで、全国平均40万人前後の人々が転入・転出で動いています。引っ越しの際は、地震だけでなく水害の地域特性を知っておくなど、心がけましょう。

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