「子宮美人」をつくるコラム

凝り固まった子宮を整えて「子宮美人」になろう

ホルモンバランスに左右される女性の心と体は、揺らぎやすくとってもデリケート。現代の女性には特に、ストレスや食事、生活習慣の乱れなどで子宮がカチコチに凝り固まり、生理痛や婦人科系の病気、不妊などのトラブルを抱えているケースが多く見受けられます。

また、子宮の機能が低下すると、ホルモン分泌をコントロールする脳の視床下部が影響を受け、自律神経のバランスが乱れてイライラや過食、PMSの原因に。さらには肌荒れ、肥満……など、さまざまな不調の悪循環を招いてしまいます。

そもそも、子宮は筋肉でできた臓器のひとつ。けれど周辺の骨盤がゆがんで位置がズレたり、冷えなどで圧迫されると、子宮がきちんと伸び縮みして正しく働くことができないんですね。

女性の骨盤は、月経周期による子宮周辺の働きに合わせて、開閉を繰り返しています。だからこそ、正しい姿勢で骨盤の位置を安定させ、周辺の血流をよくすることが大切。そこで注目したいのが、骨盤の下の部分で、子宮をハンモックのように支える「骨盤底筋群」です。

かんたん!子宮をしなやかにする「会陰マッサージ」

「会陰(えいん)」とは、肛門の約5mm前にあって骨盤底のさまざまな筋肉が交差するポイントとなる部分。また、骨盤を調整して体の「軸」をまっすぐに引き上げるスイッチのような役割を果たします。凝り固まった子宮のしなやかさを取り戻すためにも、ここを効果的にゆるめる方法をご紹介しましょう。

とはいっても、難しいことは一切ありません!まずは会陰の場所を意識し、さわってみる所からスタートして。慣れたら後ろから手を回して指先でやさしく押したり、やわらかくもみほぐしてみましょう。お風呂上がりにオイル(アーモンドオイルなど、100%植物性のものがgood)をつけて、やさしくマッサージしてもOKです。決して恥ずかしく考えたりせず、大切な自分の子宮と向き合う機会にしてくださいね。

監修者と書籍のご紹介

詳しい内容は、『子宮美人ヨガ』でチェックできます!
【著者】仁平美香(にへいみか)
【発行】主婦の友社

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