【岩田温の温々熱々】大江健三郎氏死去 奇妙な戦後民主主義と論理なき自衛隊全廃論

 大江健三郎が亡くなった。川端康成に次ぎ、ノーベル文学賞を受賞した作家だった。『飼育』『死者の奢り』など、数々の名作を遺(のこ)した。だが、彼は奇妙な「戦後民主主義者」だった。ノーベル文学賞は受賞したが、文化勲章は受けなかった。その理由は「『戦後民主主義者』に『国民的栄誉』は似合わないから」とのこと…

続きを読むにはお申込みが必要です。

会員登録はこちら

アクセスランキング

  1. 父親の3億円寄付「異常で不当」 遺族が金沢医大を提訴

  2. 「立ちんぼ公園」に集う交縁女子、買春おじさん、動画配信者 東京・大久保公園

  3. 窓口、ATMの振込手数料990円に値上げ 三菱UFJ、10月から

  4. 「山のトイレ」はマナー違反横行 問われる登山者のモラル

  5. 最下位で当選のはずが一転落選に 足りなかった法定得票数 滋賀・日野町議選

政治

もっと見る
マイページに追加