進学に転勤、結婚、家族が増えたときなど、引っ越し先選びで気になるのは、利便性もありますが候補地の治安の良し悪しではないでしょうか。引っ越ししてから治安の悪さが気になり、また引っ越しとならないよう、できることなら治安の良いエリアに居を構えたいところです。今回のテーマはそんな住みたい街の治安についてです。
●治安の基準
治安は、大げさにいうと、警察・軍隊などの強制力によって反乱や暴動などの社会的混乱を鎮圧し、さらには殺人、強盗、放火などの犯罪を取締ることによって国家の安寧秩序が保たれていることを意味してます。
街の治安の良し悪しについては、判断する人の価値観もあるので、明確な基準は見出しにくいです...
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くらし
進学に転勤、結婚、家族が増えたときなど、引っ越し先選びで気になるのは、利便性もありますが候補地の治安の良し悪しではないでしょうか。引っ越ししてから治安の悪さが気になり、また引っ越しとならないよう、できることなら治安の良いエリアに居を構えたいところです。今回のテーマはそんな住みたい街の治安についてです。
●治安の基準
治安は、大げさにいうと、警察・軍隊などの強制力によって反乱や暴動などの社会的混乱を鎮圧し、さらには殺人、強盗、放火などの犯罪を取締ることによって国家の安寧秩序が保たれていることを意味してます。
街の治安の良し悪しについては、判断する人の価値観もあるので、明確な基準は見出しにくいです。客観的な基準から治安を考えたいときは、所轄の警察署などで犯罪発生数や交通事故の発生件数と会わせてその内容を調べてみるとよいでしょう。強盗に空き巣、痴漢、放火、人身事故の発生件数などを候補地で比較すると、犯罪発生率や交通事故率として、治安判定の指標とすることができます。
各市区町村では、事故情報をまとめた「治安マップ」が用意されていることもあるので、市町村のホームページなどで検索してみるとよいでしょう。
●治安の見分け方
犯罪発生率や交通事故率は治安の指標となりますが、住みたい居住エリアと通勤通学などで利用する駅までのルートを実際に歩いて比較してみることをオススメします。
朝昼夜など時間帯を変えて、歩いている人の雰囲気や、通りの喧噪、ゴミの管理、街灯の有無などに注意して実際に歩いてみるとよくわかると思います。
単身者が多いのか、ファミリー層が多いのか、それによって街の雰囲気と治安はだいぶ変わります。
治安の悪さは、雰囲気だけでなく、「壁や地面などの落書き」「注意喚起の看板」「ゴミやタバコのポイ捨て」などにも現れます。行政の対応もありますが、居住者のモラルが大きく影響しています。
治安の見極めとして、エリアのコンビニに注目してみるのも有効です。エリア居住者のプロフィールや雰囲気がそこはかとなく読み取ることができます。
治安が良いエリアのコンビニは、店内のトイレが清潔で自由に使えるほか、ゴミ箱が外に置いてあったりします。逆に、トイレが不潔で利用が制限されていたり、ゴミ箱が店内にあるなどの状況が見られると、治安に不安がでてきます。店内の商品バランスも指標となり、お酒やアダルト雑誌が多いと、ちょっと怖いですよね。
心機一転の引っ越しにあたって、特に家族持ちや女性にとっては、街の治安は大事なポイントになりますので、雰囲気や利便性とあわせて、リスクを低減させるよう注意深く判定しましょう。
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