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DATE/ 2016.05.07

【マイページ限定】日米で比較する女性の高年収職業ランキング (後編)


 「女性が高収入を得られる職業ランキング」の日米比較、いよいよ5位から1位の発表です。パイロットなどは高収入ですが、比較的女性が働きやすく、実際に働いている職場をご紹介するため、アメリカでは24%以上、日本では18%以上の女性が働く職業を対象としたために、ここでは登場していません。

 日本全体で見た場合、男性の平均年収は514万円、女性は272万円と、女性の年収は男性の約52.9%。ベスト10の範囲内でみると、男女間の差が最大の職業は医師で76.8%、最小の職業は大学教授で92.3%でした。女の子を持つ家庭では、とくに真剣に考えておきたいですね。以下、数字は平均年収と各職業の女性進出率。米国の年収情報は、ニュースサイト「Chron」より、1ドル=122円換算。日本国内の情報は「年収ラボ」を参考にさせていただきました。

●5位は米:薬剤師、日本:記者

 薬剤師は、日本でも女性が61.6%を占める人気の専門職ですが、年収の日米差は歴然としています(日本は494万円)。一方の記者は、テレビ局や新聞社、雑誌などの社員が平均をリードしていて、フリーランサーが足を引っ張る格差状態。月間稼動時間を見ても、獣医師につぐハードワーク(獣医師:187時間、記者:182時間)となっています。

米:薬剤師/1,319万円/51.5%
日:記者/694万円/22.6%

●4位は米:弁護士、日本:准教授

 アメリカでは弁護士の3人に1人が女性。企業の顧問弁護士か独立開業で、日米とも年収には大きな差があります。日本の准教授も、ほぼ4人に1人が女性となってきました。教授まで上り詰められるかどうかは業績次第。研究と教育の両立が課題です。

米:弁護士/1,371万円/33.2%
日:准教授/783万円/24.4%

●3位は米:...

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