ケアコラム

生理に関するチェック&ケア

(07/02UP)

生理痛ケア⑨ツボ刺激で生理痛を緩和

20~30代の生理に関する悩みで一番多い「生理痛」。痛みの強さには個人差がありますが、日頃からお腹を冷やさないようにする、入浴などで温まる、ストレッチや運動をする等、骨盤内の血行を良くする工夫が必要です。さらに、手軽なツボ押しを覚えておくと「痛くて、つらい」時に便利です。

ツボとは「急所」もしくは「重要な所」の意味で、東洋医学では経穴(けいけつ)と呼ばれ、気の流れる道(経路・けいろ)の上にある重要なポイントをさします。生理痛を緩和するツボの多くは、主に腹部や足などに集中していますが、血行やリンパの流れを良くしそれぞれに対応した不調を整える効果があります。

<お腹のツボ>
●関元(かんげん)
別名丹田ともいわれ、お臍から指4本下。あまり強くなく、ゆっくり押す。蒸しタオルなどであらかじめ温めておくとより効果的。
●気海(きかい)
お臍から指2本下。ゆっくり押すと痛みが和らぐ。


<腰のツボ>
●腎兪(じんゆ)
ウエストの位置で、背骨から左右外側指2本のところ。ウエストラインにそって両手を当て、親指でじっくり押し、上下にさするようにマッサージ。


<手のツボ>
●合谷(ごうこく)
手の甲で、人差し指と親指を閉じたときにできるシワの端で少し盛り上がった所。ゆっくり20秒間もみほぐし、手を変えてまた20秒を3回繰り返す。


<足のツボ>
●血海(けっかい)、三陰交(さんいんこう)、行間(こうかん)など


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