★本名・三澤光晴。足利工業大学付属高校時代の80年に栃の葉国体レスリング・フリースタイル85キロ級で優勝。卒業後の81年3月に全日本プロレス入門し、わずか5ヶ月でデビュー。
★84年3月にメキシコ修行に出発し、同年8月26日の田園コロシアムで2代目タイガーマスクとして衝撃デビュー。タイガー時代はNWAインターナショナル・ジュニア・ヘビー級、ジャンボ鶴田とPWF世界ダッグ、小橋健太(現・建太)とアジア・タッグの各王座を獲得した。
★90年5月14日、東京体育館の試合中に自らマスクを脱ぎ素顔の三沢に戻り、超世代軍を結成。
★全日本のエースとして、三冠ヘビー級王座を通算5ド、世界タッグは川田利明と2回、小橋と2回、秋山と1回、小川良成と1回、アジア・タッグは小川と1回獲得。
★『チャンピオン・カーニバル』には95年&98年大会に優勝、『世界最強タッグ決定リーグ戦』には92年~95年(パートナーは92年川田、93~95年小橋)の4年連続で優勝。
★理想のプロレスを求めて00年6月に全日本を退団し、同年8月5日、東京・ディファ有明でプロレスリング・ノアを旗揚げ。
★01年4月15日、東京・有明コロシアムにおけるトーナメント決勝で高山善廣を撃破して初代GHCヘビー級王者に。GHC王座は最多の3度、GHCタッグ王座は小川とのコンビで通算2度獲得し同王座の防衛記録(V7)を樹立している。
★07年にはプロレス大賞MVPを獲得。
★09年『グローバル・タッグリーグ戦'09』に潮崎豪とのコンビで優勝した。
★去る6月13日、広島グリーンアリーナ・小アリーナにおいて潮崎と組んでバイソン・スミス&齋藤彰俊のGHCタッグ王座に挑んだ試合中に倒れ、同日22時10分に永眠。6月19日東京都中野区の宝仙寺で葬儀、7月4日に東京・ディファ有明においてお別れ会(献花式)が執り行われた。また、9月27日に東京・日本武道館、10月3日に大阪府立体育館で追悼大会も開催された。