(08/06UP)
説明 | 生理痛の緩和 | 病巣を減らす・抑える | 剤形・ 特徴 |
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鎮痛剤 | 子宮内膜症を治す働きはない。市販薬より、病院の処方薬の方が高い鎮痛効果。 | △ | × | 内服薬 座薬 |
漢方薬 | 長期的な服用で効果。ティーンエイジや未婚女性に向いている。 | △ | ○ | 内服薬 |
低用量ピル | 女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンを組み合わせ、子宮内膜を薄くして生理時の負担を軽くする。20~30代の非喫煙者に向いている。 | ○ | ◎ | 内服薬・長期投与が可能 |
黄体ホルモン剤 | 排卵を抑制して子宮内膜症の病巣を小さくしたり、生理を止めて痛みを和らげる。血栓症のリスクが上がる40歳以上や、高血圧等で低用量ピルが使えない場合などに向いている。 | ○ | ◎ | 内服薬 長期投与が可能 |
GnRHアナログ | 脳下垂体に働きかけ、女性ホルモンを閉経レベルに下げる。病巣が小さくなったり、消失したりという効果が得られるが、うつ状態や骨量低下など更年期に似た副作用も。 | ○ | ◎ | 注射 点鼻薬 6ヶ月まで |
ダナゾール | 男性ホルモン作用で、女性ホルモンの分泌を抑え、卵巣でのエストロゲン合成を抑制し、内膜症組織の増殖を抑制する。 | ○ | ◎ | 内服薬 |