ケアコラム

生理に関するチェック&ケア

(08/06UP)

生理痛ケア⑪生理の時に避けたいこと

●冷えない生活を心がけよう。

痛みの個人差はありますが、子宮の収縮を促し経血を体外に出す役割のプロスタグランジンが生理痛を引き起こします。また血管の収縮作用もあるため、腰痛やだるさ・冷えも引き起こし、胃腸の働きにも影響して生理がはじまると便秘が解消するのもそのためです。

早めに鎮痛剤を飲んだり、いつもより身体をいたわるのは当然ですが、女性の身体のしくみを良く知り、これだけは気をつけようと心がけることで、ある程度生理痛を緩和することができます。生理中は体温が下がり、骨盤内の血行が悪くなることで痛みが増しますので、季節を問わず「冷えない生活!」を一番に考えましょう。


冷えない服装といえば、この数日間はミニスカートなど肌を露出するファッションは控えめに、下半身を冷やさないパンツスタイルやスパッツを着用して、足首を覆う靴下もはきましょう。下着もお尻をすっぽり包み込むようなショーツがおすすめです。またピチピチのジーンズやガードルなど、身体を締め付けるようなアイテムは好ましくありません。
そんな状態で座りっぱなしの仕事などは血流が悪くなり、痛みが強くなります。時々立ち上がって屈伸をしたり、鼠蹊部(足のつけ根)をマッサージして血流を促します。できればハイヒールもさけ、かかとの低い靴にしましょう。

また、痛みを増す原因となる骨盤内の血行不良改善には、入浴が効果的。シャワーだけですまさず、ゆっくり湯船につかって温まり腰回りのうっ血を取ると痛みが緩和されます。お風呂から上がったら、仰向けになって膝を抱えたり、立てた膝をゆっくり外側に倒すなどのストレッチをしましょう。

そして身体を冷やす冷たい飲み物はNGです。カフェインは身体を冷やしたり、アルコールは痛みを感じやすくするので、生理中は控えめに。血行をよくするココアやジンジャーティなどがお勧めです。

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