ケアコラム

生理に関するチェック&ケア

(08/06UP)

PMSケア⑫身体的症状「ニキビ・肌荒れ」

●ニキビ、肌荒れ・・・PMSの時期を乗り切るには?

生理前はニキビができやすくなることはよく知られていますが、黄体ホルモン(プロゲステロン)によって皮脂の分泌が高まるからです。さらに、メラニン色素が沈着しやすく、シミ・そばかすもできやすい時期でもあります。過剰になる皮脂が影響し、ニキビをはじめ、肌荒れ・かぶれ・湿疹・アレルギーなどお肌のトラブルが多くなることは、PMS(月経前症候群)の症状のひとつに挙げられています。

特にニキビや吹き出物が気になる方は、油っぽいものを多く食べてはいませんか?まずは食生活を振り返ってみましょう。脂肪分を控え、皮膚の新陳代謝を促すビタミンB群(魚やレバー・肉・卵・豆類など)を中心に、旬の野菜やフルーツでたっぷりのビタミンCを補ってください。

またこの時期は、プロゲステロンの影響で皮脂の分泌が高まり、お肌は油っぽくなりますが、ベタベタしているのは肌表面だけで、深部は逆に水分不足で乾燥気味になります。しっかり保湿しましょう。いつもしっとりタイプの化粧水を使っている方は、この時期だけ、さっぱりタイプに変えてみるのもいいかもしれません。

同時に身体も水分をため込む時期で、血流も悪く顔もむくみます。朝起きて瞼が腫れぼったかったり、輪郭がぼやけて肌がくすんでいるときには、お顔をスッキリさせるフェイシャルマッサージをしてみましょう。鎖骨リンパ節にリンパを流し込むことで、むくみが取れ、フェイスラインのたるみも解消します。

①眉毛の上に両手を当てて、おでこをなで上げていきます。
②こめかみからフェイスラインにそって耳までなでおろします。
③耳の前から首筋、鎖骨までゆっくりなでおろします。
ここまでを3回ずつ繰り返し。


④耳の後ろに反対の手の指先を当て、首筋を鎖骨に向かってデコルテをなでおろします。反対側も同様に。3回ずつ繰り返し。


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