毎日読めるお役立ちコラム

テキストサイズ
DATE/ 2017.06.30

中国・唐の名君は対立する意見をどう扱ったか?


 中国・唐代に書かれた『貞観政要』は、名君の誉れ高い皇帝・太宗(李世民)の言行録。遣唐使が日本に持ち帰って以来、「長期政権の基本について書かれている書」として読み継がれてきました。この書の中で、最も有名な一節が、太宗が臣下に、「国や組織を創るのと維持するのとでは、どちらが難しいか」と問うた時の話です。「創業」、「守成」いずれの論にも学ぶべき点はあるのですが、老荘思想研究者・田口佳史氏は、どちらが正しいかよりも、この時の太宗の応じ方に着目します。

●太宗が投げかけた難問-創業と継続、いずれが難しいか

 『貞観政要』には、太宗が臣下に「帝王の業、草創と守文と孰(いず)れか難き」と聞いたと書かれています...

ジャンル 時事/オピニオン
会員登録ボタン
毎日更新!4択クイズ
4/26(金)のクイズ! ホントの話
旅行保険会社「バークシャー・ハサウェイ・トラベル・プロテクション(BHTP)」の調査から発表された「世界で最も安全に旅行できる都市(2023年)」ランキングにおいて、1位になった都市はどこでしょう?
正解率 : 33.9%
今日は何の日?4択クイズ
よい風呂の日
「よい(4)ふ(2)ろ(6)」の語呂合わせ。
毎月26日は風呂の日となっている。

関連記事

よく読まれている記事

1
在日外国人が言われて「不快な言葉」とは
2
警察官が語る「職務質問されやすい」人の特徴
3
警察じゃなくても「逮捕」はできるのか
4
親方日の丸!郵便局員の平均年収は?
5
貯金ができない人の特徴

あわせて読みたい

マイページに追加